一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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2007年7月10日 No.4
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>>>C O N T E N T S
◎今週の一歩先 >>> 株式会社マルテー大塚
25台のAS/400をサーバー統合。「JOURNAL/400」と「INTERFACE/400」により
低コストの障害対策を実現。運用管理業務を効率化
◎注目-1 ハピネット・ロジスティクスサービス、XIT-100-Bで効率的な商品管理
◎注目-2 メモレックス営業部門は7月23日(月)に移転します
◎注目-3 住商モンブラン、Delphi/400で出荷計画・生産管理システムを一新
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◎今週の一歩先 >>> 株式会社マルテー大塚
25台のAS/400をサーバー統合。「JOURNAL/400」と「INTERFACE/400」により
低コストの障害対策を実現。運用管理業務を効率化
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「マルテー」のブランド名で知られる大塚刷毛製造株式会社(以下、マルテー大塚)
は、2002年12月にシステムの大規模な再構築に着手し、25台あったAS/400を1台のiSe
riesへ統合。合わせて、ミラーリングツール「JOURNAL/400」と業務連携ツール「INT
ERFACE/400」を導入し、システムの障害対策と運用管理業務の効率化を実現していま
す。
今週の一歩先では、マルテー大塚の先進的な取り組みを紹介し、サーバー統合を契
機とする障害対策、運用管理の効率化をレポートします。なお、記事は、2006年1月
発行の「Midrange Server」誌(現・i Magazine誌)に掲載されたものの再録です。
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●25台のAS/400を1台のiSeries 820へ統合
大塚刷毛製造は、「マルテー」のブランド名で知られる刷毛やローラーの専門メー
カーである。ホームセンターなどで販売する家庭向け商品からプロ仕様まで、取扱品
目は約3万8000点に上り、塗装用品では業界トップの約300億円の売上高を誇る。
創業は1914(大正3)年。8年後には100周年を迎えることもあり、現在はそれを視
野に入れた機構改革が進んでいる。2014年には「グループ内50事業所が自力自走する
組織体制」で、マルテー大塚グループ総売上1000億円を目指し、その一環として昨年
5月、システム部をはじめ経理・総務・人事・国際部門といった本社機能を分離独立
した株式会社マルテー大塚が誕生した。現在はグループ15社の情報システム開発を、
マルテー大塚のシステム部が一括して担っている。
同グループは1979年にシステム/34を導入して以来、一貫してAS/400上で基幹シス
テムを運用してきた。もともとは本社にホストを設置した一極集中型の運用であった
が、1988年、システム/38が3日間にわたって停止し、業務に深刻な支障をもたらした
苦い経験から、分散運用に切り替えた。25カ所の事業所にAS/400を導入し、リスク分
散を図ったのである。
しかしその環境が10年以上続くと、今度はレスポンスの悪化、ネットワークの遅延、
運用管理コストの増大、さらに使用を続けていた専用ダム端末の部品入手難など、分
散運用に見られる問題が深刻化した。そこで2000年問題への対応と本格的な業務改革
を狙いにした1999年のシステム再構築を経て、再度の集中運用に切り替えるため、
サーバー統合に着手したのである。
2002年12月に、「iSeries モデル820」を導入。それまで運用していた「AS/400モ
デル720」にソースファイルを移動し、開発機として位置づけた。さらにネットワー
クをフレームリレーからIP-VPNに切り替え、2003年11月から2004年2月までの約3カ月
で、25台のAS/400をモデル820に統合した。自社開発した販売管理および生産管理シ
ステム、塗装機械のレンタル管理システムなどが稼働しており、ホームセンターを顧
客とするグループ会社であるハンディ・クラウンには本社ホストとは別に「iSeries
モデル800」、工業用ブラシを製造するマルテー東北石橋には「AS/400モデル600」が
導入されている。
●低価格なコストでiSeriesの障害対策を実現
システム/38時代の経験もあり、サーバー統合プロジェクトが立ち上がると同時に、
障害対策の検討が始まった。1日分のデータ消滅による損失額は数億〜数十億円に上
ると想定され、電源とハードディスクのミラーリング、夜間のテープ保管に加え、リ
アルタイムバックアップを最低条件とした障害対策が必要だと判断していた。
しかし2003年当時、障害対策の代表製品を検討したところ、「いずれも保守料など
を含めると導入コストが5年間で2000〜2300万円になり、コスト負担が厳しいため、
障害対策の実施を先送りしていました。しかし2004年になって、ミラーリングツール
『JOURNAL/400』と業務連携ツール『INTERFACE/400』(ともにヴィンキュラム ジャ
パン)の存在を知りました。リアルタイムバックアップが実行でき、データだけでな
くソースプログラムのバックアップも可能。またデータの更新履歴が確認できるので、
プログラムの問題解決にも役立ちます。そして何より、他製品に比べると4分の1から
5分の1で済むという低額なコストが決定打となり、導入を決めました」と語るのは、
マルテー大塚の佐藤秀昭執行役員(システム部 部長)である。
2004年6月に、「JOURNAL/400」と「INTERFACE/400」を試験導入し、1年近くの改良
と検証を経た後、2005年4月に正式導入した。本番機のモデル820に対して、開発機の
モデル720をバックアップ機としても利用。基本的にリアルタイムバックアップを実
現しているが、1日のトランザクションが160万件とデータ量が多いため、バッチ処理
分に関しては、少し時間を遅らせて送信し、CPU負荷を軽減している。
このサーバー統合による最大の効果は、やはりコスト削減であろう。ライセンスコ
ストや移行に伴う一時費用は2年間で償却されるため、3年目以降は毎年2000万円以上
の削減が可能になっている(通信コストの削減分を含む)。
またユーザーから真っ先に評価されたのはバッチ処理時間の大幅短縮であった。従
来は1〜1.5時間を要していた処理が、わずかに3〜5分で終了するようになったのであ
る。全国の現在庫照会や売上速報といったスピーディな情報提供も可能になっている。
さらにシステム部から見ると、AS/400を導入していた25拠点へのプログラム配布や
データ配信作業、サーバーの不具合や専用端末の障害への対応などが一切解消される
など、運用管理業務の効率化が非常に大きいという。
「JOURNAL/400やINTERFACE/400では、iSeriesの基幹データを直接、SQLサーバーへ展
開し、データ集計や分析を実行できるので、これからは実績情報などを中心にデータ
活用の幅を広げていく計画です」と語る佐藤氏が、今後のテーマとしてさらに指摘す
るのは、写真やグラフ・表など、従来のRPGでは対応できないマルチメディアデータ
の活用、企業内ポータルの構築、Web-EDIへの対応、インターネットを経由しない閉
鎖的な法人専用ADSLの試験導入や、「販売成功例」「何でも相談」といった情報共有
の拡大など。こうした山積する課題に対して、同グループは着実に、そして堅実に取
り組んでいくことになりそうだ。
■COMPANY PROFILE >>> マルテー大塚グループ全体
・創業:1914年
・設立:1947年
・本社:東京都新宿区
・資本金:1億円
・売上高:317億円
・従業員数:458名
・業務内容:塗装用刷毛・ローラーの製造・販売、塗装用機器工具・塗装関連用品、
工業塗装用設備、自動車鈑金塗装・補修の機材・用品・工具の販売など
・http://www.maru-t.co.jp/
◇ヴィンキュラム ジャパン 「JOURNAL/400」「INTERFACE/400」の紹介ページ
http://www.vinculum-japan.co.jp/package/package04.html
[一歩先行く iメールマガジン No.4 2007.7.10]
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◎注目-1 ハピネット・ロジスティクスサービス、XIT-100-Bで効率的な商品管理
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玩具、アミューズメント、ビデオゲーム、映像ソフトなどの企画・製作・販売事業
を幅広く展開するハピネットグループの物流業務全般を担当している「ハピネット・
ロジスティクスサービス」では、ウェルキャットの無線ハンディターミナル「XIT-10
0-B」を活用し、効率的な商品管理を進めています。
無線ハンディターミナル「XIT-100-B」導入の契機となったのは、DVDをはじめとす
る9万アイテムの商品を管理するにはバーコードを利用したリアルタイムの在庫管理
が不可欠であったこと、さらに、以前使用していた海外製ハンディターミナルが、大
きく、重く、処理速度が遅く、両手の操作が必要など、性能・機能と使い勝手が悪
かったためでした。
新規に構築したシステムは、複数のアクセスポイントを通して75台のXIT-100-BとS
ystem i(iSeries)がつながる構成です。XIT-100-Bは、直にSystem iと接続できる
ので、System iの1つの端末の間隔で利用できます。
無線ハンディターミナル「XIT-100-B」は、従来の海外製ハンディターミナルと異
なり、RPGであるので、急な変更処理に対しても若干の修正で済ますことができます。
これに加えて、操作性と画面の見やすさ、レスポンスの速さが大きな特徴で、特にレ
スポンスについては、高速であるため大量の商品をさばくことができると、ハピネッ
ト・ロジスティクスサービスの担当者に高く評価されています。
また、リアルタイムに各種業務を処理できるため正確な在庫管理が可能になった、
と担当者は語っています。
■COMPANY PROFILE >>> ハピネット・ロジスティクスサービス
・設立:2001年
・本社:千葉県市川市
・資本金:5000万円
・売上高:50億(2006年3月期)
・業務内容:物流業務全般の受託
http://www.hap-net.com/company/happinetgroup/index.html#link_02
◇ハピネットグループ
http://www.hap-net.com/
◇ウェルキャット
http://www.welcat.co.jp/
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◎注目-2 メモレックス営業部門は7月23日(月)に移転します
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兼松エレクトロニクス(株)メモレックス営業部門は、7月23日(月)に中央区・
京橋に、 同じく"サプライ営業室"は江東区・越中島に移転致します。
緑豊かな芝公園を離れるのは少々残念ではありますが、心機一転、更に皆様のお役
に立てるよう頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
◆ドキュメントシステム営業部
新電話番号:03-5250-6687/FAX:03-5250-6720
◆サプライ営業室
新電話番号:03-5639-3102/FAX:03-5639-3663
※どちらの番号も、 7/23(月)に開通します。
※弊社のお取引先様には、別途詳細なご案内を郵送いたします。
[一歩先行く iメールマガジン No.4 2007.7.10]
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◎注目-3 住商モンブラン、Delphi/400で出荷計画・生産管理システムを一新
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住商モンブランは、1950年の創業以来、繊維関連のエキスパートとして、他社にな
い個性を発揮し、力強い発展を続けている企業です。
同社では、お客様からのご注文に対して即納率95%を維持するという方針のもと、
常に在庫を確保してきました。しかしながら、その「適正値」については、担当者の
勘や経験に頼っていたのが実情で、過剰となったり不足する場合もありました。
そこで、こうした状況を改善するために、リアルタイムで在庫数を把握でき、過不
足ない在庫を持つための本格的なシステム構築を行うことになりました。そして、
同社では長年、Excelを用いた生産計画表を使用してきましたが、この使い勝手を継
続し、さらに、ユーザーからの細かいリクエストに対応できるツールで開発すること
にしました。
ツール選定のポイントは、次の2点です。
(1)リアルタイムにデータ接続が行える
(2)ユーザーの使い勝手を考え、フロントエンド画面をビジュアルに作り込める
2つの製品を検討し、最終的にDelphi/400を採用しました。
開発したアプリケーションは、システムを起動すると、リアルタイムの販売データ
と、約30拠点ある各工場の1年先の在庫推移を表示します。この結果、いつ頃在庫が
不足するのかというシミュレーションが可能となり、追加生産の判断を適切に行うこ
とができるようになりました。システムには、前年の出荷実績と今年の売れ行き増減
率から今後の販売予想値を算出するといった仕組みが組み込まれています。
また、生産計画を担当している上層部が使用する、生産計画状況の照会画面は、全
体のバランスを確認できるようにしました。在庫は数量の他、金額も管理しているの
で、過剰在庫による余剰な資金を必要としていないか、繁忙期前の備蓄生産時も、適
正に在庫されているかを判断できるような画面にしました。さらに、生産計画からボ
タン1つの操作で製造指図が自動的に流れるなど、生産システムとの連携も図りまし
た。
効果として、従来、データをExcelに転送していた作業や、データの二重登録がな
くなったため、ひと月あたり約8人日分の作業を削減することができました。また、
担当者の勘と経験値に頼っていた生産計画の作業が平準化されたことにより、他の人
でも計画を立てることができるようになりました。
◎住商モンブランの事例の詳細は、ミガロの下記ページに掲載しています。
http://www.migaro.co.jp/contents/case/list/smb.html
■COMPANY PROFILE >>> 住商モンブラン株式会社
・設立:1950年
・本社:大阪市中央区
・資本金:8000万円
・売上高:70億円(2006年5月期実績)
・従業員数:80名
・業務内容:白衣(医療・食品用)、サービスユニフォームをはじめ、作業服等、二
次製品および各種織・編物素材の企画、生産、販売
・http://www.scmb.co.jp/company.html
[一歩先行く iメールマガジン No.4 2007.7.10]
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●企画/発行:一歩先行くi5活用協議会
「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。
「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2007年6月現在)
・株式会社アイエステクノポート
・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
・株式会社ウェルキャット
・兼松エレクトロニクス株式会社
・株式会社クライム
・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
・株式会社ミガロ
●編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部
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