一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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2007年7月2日 No.3
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>>>C O N T E N T S
◎今週の一歩先 >>> 「System iはもっともっと惚れていいマシン」
アイエステクノポートの金澤廣志 代表取締役社長に聞く「市場・事業・こだわり」
◎注目-1 System iデータを不正侵入から守るHybrid SECURITY
◎注目-2 フットワークエクスプレス、無線ハンディターミナルを1100台導入し、輸送・物流の品質を大幅向上
◎注目-3 「伝票をカット紙化するには?」→i5ユーザーならではの方法があります!
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◎今週の一歩先 >>> 「System iはもっともっと惚れていいマシン」
アイエステクノポートの金澤廣志 代表取締役社長に聞く「市場・事業・こだわり」
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「今週の一歩先」では、アイエステクノポートの金澤廣志 代表取締役社長に、System i市場や同社の事業についてうかがいます。同社は、System i市場では数少ない国産のツールメーカーで、帳票運用管理支援パッケージ「UT/400」ファミリやソフトウェア資産管理ツール「S/D Manager」などをリリースしています。「System iのよさはもっと広く認知されるべき」という金澤社長の目に映る「今」の問題・課題とその解決策は──。
── System i市場の現状・将来をどう見ていますか。
金澤 他のシステムからSystem iへ移行してくる「Win Back」があれば、System iから他のシステムへ「Win Back」されてしまうケースもあり、一進一退といった状況ですが、おおむね順調に推移していくと見ています。理由としては、今、日本版SOX法や内部統制、セキュリティへの対応が追い風となって、プラットフォームとして堅牢なSystem iが今後見直されて行くのではないかと考えています。これは、System iの長所を再認識する格好の機会だと思うんです。むろんこれにはIBMをはじめとするベンダー各社が顧客に対してSystem iの優位性を認識させる事が必要です。市場的には、System iから他のSystem i(iは不要)へWin Backされてしまうケースを食い止める、減速させるだけでも、ずいぶん違ってくると見ています。
── その方策について、何か考えがありますか。
金澤 System iには、まだ「AS/400」のカラーが色濃く残っているのだろうと思います。つまり、グリーンスクリーンとRPGというイメージ、オフコンのイメージですね。もちろん、RPGは今も重要で、技術的に相当なことができます。しかし、それだけでしかない、ほかのことはできないというネガティブなイメージが色濃くあります。それが問題です。だから、このイメージからの脱却が大きなテーマになりますね。
── GUI画面も可能だし、開発言語としてJavaやPHP、C++も扱えるということですね。
金澤 そうです。System iは、豊かな技術フィールドを備えています。しかし、そうした長所が、System iを提供する側でも広く認知されていない、強く認識されていないんです。ベンダー側の認識が根本的に改まれば、市場の形勢は大きく変わってくると思います。
── しかし実際は、System iを専業にしていたベンダーのうち、少なくない数の会社が、オープン系や他分野へ参入し、ビジネスを拡大させようとしています。
金澤 そのシフトには2つの側面があって、1つは必要に迫られて、つまり、オープン系や他分野でビジネスチャンスがあり、乗り出したという側面。もう1つは、その会社にとってSystem iビジネスがふるわず、否応なく、ほかへ触手を伸ばしたという側面です。しかし、私に言わせれば、後者のそうした進出はやや安直に見えますね。
── というと。
金澤 つまり、System iで十分にできることをやらないで、他のプラットフォームへ手を伸ばしている、ベンダーにとって都合のいい、簡単なほうへ流れていると見えるからです。そうしたベンダーがよく口にするのが「System iは古い」ということですが、それは勉強が足りないのではないか、と感じてしまいます。例えば、小さなエピソードですが、System iのIFSをWindowsネットワークフォルダとして共有・利用できることも知らないで、すぐに別サーバーを用意したりする。こうしたことが、あまりにも多いのではないかと感じます。そしてその結果、後者の理由でオープン系へ進出したベンダーの大半が、過当競争の中で苦しんでいるというのが実情ではないでしょうか。
── System iを再認識してもらう、そういう仕掛けや取り組みが必要になっているということでしょうか。
金澤 と思います。IBMのほうで、過去にそういうテーマでセミナーを開催したところ、聴講者から「(System iで)こんなこともできるのか。知らなかった」という反応がたくさん寄せられたということです。ただし、そうした取り組みや仕掛けも、いろいろな制約や事情の中で今はうまく機能していないことも事実だろうと思います。
── そうした中で、アイエステクノポートはSystem i専業を打ち出しておられる。
金澤 絶対に他のプラットフォームを手がけないというような頑なな方針はありませんが、何と言っても、System iはもっともっと惚れていいマシンだと思っているんですね。自信を持ってお客様に勧められるマシンだし、大きな可能性を持つプラットフォームです。だから、他のプラットフォームでビジネスチャンスがあると見えていても、そこへ出て行く気持ちになりません。そうではなく、今のSystem iビジネスを充実させ拡大したいと考えますね。
── プロダクトとしてはミドルウェアが中心ですね。
金澤 業務パッケージと異なり、流行り廃りのない、どんなお客様でも使える製品ジャンルを心がけています。例えば、ソフトウェア資産管理ツールの「S/D Manager」は10年以上前に開発した製品ですが、今また内部統制の風を受けて注目を集めています。どの企業システムにとっても不可欠なジャンルのツールを提供していきたいと考えていますね。
── それと、自社開発という点が特色ですね。
金澤 はい。私自身がユーザー企業の情報システム部門出身なので、ユーザーのニーズや大変さは分かっているつもりです。なので、そうしたニーズを実現したり大変さを解決するのは、細かいところまで手をかけられる自社開発しかないと確信しています。それと自社開発にこだわるもう1つの理由は、System iを有効活用できるソリューションにしたいという思いが強くあるからですね。
── ユーザーの問題・課題の解決だけでなく、System iの有効活用というテーマが自社開発にこだわる理由ということですか。
金澤 ええ。もちろん、System iでできることはSystem iでやったほうがユーザーにとって断然メリットがあるからですが、それゆえ、ツール開発を進める時は、System iの有効活用というテーマをつねに意識していますね。そしてそのために、最新のSystem i環境と技術を導入することを心がけています。
── 導入実績は何社ですか。
金澤 200社を超えました。この導入いただいたお客様を大事にして、お客様の問題・課題に一緒に取り組み、その解決策をベンダーとして提示していく中で成長していきたいと考えています。
◇アイエステクノポート
http://www.istechnoport.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.3 2007.7.2]
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◎注目-1 System iデータを不正侵入から守るHybrid SECURITY
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ヴィンキュラム ジャパンは、この6月に「Hybrid SECURITY」という名称のセキュリティ管理ツールを発売しました。同製品は、System i市場では数少ない日本製で、他製品にない特徴を数々備えています。
System iは、サーバー自体が高いセキュリティ機能を持ち、独自システムゆえにハッカーの攻撃や不正行為などの脅威にさらされることがないとされてきたため、これまで本格的なセキュリティ対策が講じられることは多くありませんでした。
しかしながら、正規ユーザーを偽装する「成りすまし」や正規ユーザーによる不正には強力な対処法がないという弱点を抱えています。Hybrid SECURITYは、こうしたSystem iの利用環境やシステムの特性を踏まえ、かつ内部統制や日本版SOX法にも対応し得る機能を備えた最新のセキュリティ管理ツールです。
Hybrid SECURITYの特徴の第1は、アクセス管理機能です。上記で触れたように、System iは、成りすましや正規ユーザーによる不正には強力な対処機能がありません。そこでHybrid SECURITYでは、アクセス対象となるデータやファイルごとに、アクセス可能なユーザーPCのIPアドレスとユーザープロフィールを指定することにより、アクセスをコントロールします。この指定は、ユーザー個々に行えるほかグループ単位も可能で、さらにアクセスできる時間帯の設定も可能になっています。
特徴の第2は、データベース監視機能です。現実的な問題として、セキュリティ管理で最も重要な機能は「重要データの監視」で、かつ不正の未然防止です。そこでHybrid SECURITYでは、次のような機能を提供しています。
(1)重要なデータに対する、データ処理方法ごとの制限
(2)不正アクセス時の多彩なアクション機能
(3)リアルタイムな状況把握
(4)アクセス内容の特定
(1)は、利用時間帯の制限や、「参照のみ」といったアクセス方法の制限です。(2)は不正が検知された時の対応機能で、不正操作が行われているジョブのキャンセルやホールド、さらに正常稼働させたままデータを更新せずに管理者へ通知する「こっそり通知」などの機能があります。(3)は、アクセス状況をリアルタイムで把握できる機能で、システムに負荷をかけない工夫が施されています。(4)は、データにアクセスしたジョブ情報からデータの内容までのログ採取・管理・分析機能です。この機能は万が一、不正を防止できなかった場合、その内容を特定しトレースするための重要な機能となり、内部統制や日本版SOX法に対応する機能となります。Hybrid SECURITYでは各種ログを分析する多様な管理画面も用意しています。
第3の特徴は、パッケージ連携による機能拡張です。一般に、セキュリティ管理には多大の運用工数が必要となります。逆を言えば、この運用工数が負担となってセキュリティ管理を徹底できない例が少なくありません。
そこでHybrid SECURITYでは、メッセージ通知ツールやバックアップツールと連携し、セキュリティ運用管理にかかる工数の大幅な削減を実現しています。まず、メッセージ通知ツール「MESSAGE/400」との連携により、不審なアクセスを管理担当者のPCへの表示したり、メール送信などを可能にしています。また、バックアップツール「JOURNAL/400」との連携により、Hybrid SECURITYで逐次蓄積されていくログをリアルタイムに、PCサーバーや各種バックアップシステムへ退避させることが可能になっています。
Hybrid SECURITYは、セキュリティ面では安全とされてきたSystem iを、内部統制や日本SOX法などの新しいセキュリティ・ステージに適合させる、最新のコンセプトと技術に基づくセキュリティ管理ツールです。
◇Hybrid SECURITYの関連ページ
http://www.vinculum-japan.co.jp/package/package04_06.html
[一歩先行く iメールマガジン No.3 2007.7.2]
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◎注目-2 フットワークエクスプレス、無線ハンディターミナルを1100台導入し、
輸送・物流の品質を大幅向上
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関西を基盤に全国82拠点、車両約5000台をベースに輸送・物流サービスを提供中の「フットワークエクスプレス株式会社」は、ウェルキャットの無線ハンディターミナル「XIT-100-B」(5250エミュレータ「Handy5250」搭載)を輸送作業の各工程に導入し、輸送品質の飛躍的な向上を実現しています。無線ハンディターミナルの導入台数は1100台。System iと連携する無線ハンディターミナルのシステムとしては国内最大規模になります。
同社では従来、AS/400上で、配送中の貨物をトラッキングする貨物追跡照会システムを運用してきました。しかし、従来の運用方法では、作業担当者が貨物に添付された貨物番号と送り状番号をそれぞれ目視で確認するため、どうしても誤着や不着が発生する余地がありました。そこで、こうしたトラブルを未然に防止し、貨物の所在をより明確化するために導入したのが、無線ハンディターミナルを軸とする新しいシステムです。
対象となる業務は、主要なトラックターミナルにおいて幹線輸送(例えば東京から大阪、など)の大型トラックへ貨物を積み替える際の荷卸し・仕分け・積込・集配・照会などの各作業。導入の目的としては、次のような項目が挙げられていました。
・貨物の所在を明確にしたい
・誤着を早期に発見したい
・不着をなくしたい
・責任を明確化したい
・異状発生場所を明確化したい
・異状貨物対応時間を短縮化したい
・異状を未然防止したい
導入後は、これらすべての課題・テーマが解決しています。
例えば荷卸し作業時に、無線ハンディターミナルを使用して運行番号や送り状(原票)、荷物の貨物番号をチェックし、送り状と貨物が合致しているかを確認すると同時に、System iからの荷卸し予定情報と照合することで、誤着・不着などのトラブルを未然に防止できるようになりました。
また、集荷情報や積み込み情報のチェック結果をSystem iへ送信することで、貨物の所在確認がより明確になり、さらに、運行番号や作業者情報を無線ハンディターミナルに登録してから各種作業を進めるため、その作業を誰が担当したかが即座に把握できるようになっています。
フットワークエクスプレスの担当者は、「無線ハンディターミナルをフルに活用することにより、貨物事故を0%に近づけることができた」と評価しています。
◇ウェルキャットの関連ページ
http://www.welcat.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.3 2007.7.2]
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◎注目-3 「伝票をカット紙化するには?」→i5ユーザーならではの方法があります!
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Q.請求書をカット紙化してみたいけれど、「鏡」「明細」「明細の続き」…
1本の請求でも紙のレイアウトがバラバラになる場合、どうやって印刷を
するのが良いの?
A.紙のレイアウトに合わせてスプール「鏡」「明細」等に分割しましょう。
用紙やプリンタも分けてけおいて、後から紙を組み合わせればOK。
……ちょと待った!ホントにそれだけが解決方法なんでしょうか!?
i5ユーザーの日々の業務の中で、どこでも"ありがち"な色々な場面を
想定した事例集を公開しています。続きはこちらへ↓
http://as.memorex.co.jp/product/as400/as400_03.html
[一歩先行く iメールマガジン No.3 2007.7.2]
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「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。
「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2007年6月現在)
・株式会社アイエステクノポート
・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
・株式会社ウェルキャット
・兼松エレクトロニクス株式会社
・株式会社クライム
・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
・株式会社ミガロ
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