一歩先行く iメールマガジン◎バックナンバー
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2007年9月25日 No.13
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>>>C O N T E N T S
◎今週の一歩先 >>> イイダ、取引先との連絡・受発注処理を効率化
「UT/400」とFAX配信ASPサービス「@Tovas」を使用
帳票データの外部送付を大幅に効率化・低コスト化
◎注目-1 365日・24時間稼働する基幹システムを監視する「MESSAGE/400」
リスクマネジメントとしての運用管理ツールの決定版!
◎注目-2 住友建機製造、無線ハンディターミナルを使って誤出荷を削減
◎注目-3 TN5250対応プリンタ接続キットに、サポート機種を追加
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◎今週の一歩先 >>> イイダ、取引先との連絡・受発注処理を効率化
「UT/400」とFAX配信ASPサービス「@Tovas」を使用
帳票データの外部送付を大幅に効率化・低コスト化
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複合機やプリンタ、パソコンなどのOA製品の開発・設計から製造・販売までを
一貫して手がける株式会社イイダは、2005年5月に、日本IBMの「HATS」を使っ
た生産系および販売系システムのGUI化/Web化と、アイエステクノポートのス
プール運用管理ツール「UT/400」による帳票業務の高度化・効率化を実現して
います。
「今週の一歩先」では、i Magazine誌 第3号に掲載された「UT/400」の活用事例
を転載して紹介します(文章を、です・ます調に変更しています)。
イイダではその後、上記システム化の続きとして、今年4月にコクヨのFAX配信
ASPサービス「@Tovas」を導入、System iデータの帳票化から帳票データの外
部送付へつながる一連の作業を大幅に効率化させています。
同社の事業展開の特徴は、国内外の生産拠点(国内5拠点、海外2拠点)を連
携させ、コスト、スピード、品質の面で最適となる提案型ビジネスを展開している
点にあります。 例えば、設計や開発、製品の信頼性試験やコアになる部分の
生産、ジャストインタイムの生産、部材調達などは日本国内で行い、グローバル
製品やグローバル価格に対しては海外調達・海外製造を行い、それぞれのメ
リット生み出しています。
部品の調達先は、国内外合わせて約500社。調達の比率は国内60%、海外4
0%ですが、海外の比率が年々高まっており、さらに海外で調達し、その部品を
使って海外で生産するケースも急速に増加しています。
また、スピードアップが最近の顕著な傾向で、「かつては月1〜2回の受注・内
示だったのが、ここ数年では毎週、多い時は毎日のように内示があり、それと並
行して生産を確定していく状況です。その分、部門間やグループ会社、仕入先と
の間でトランザクションが急激に増えています」と酒巻康次 執行役員 経営管理
本部システム部部長は説明します。
500社ある仕入先への発注は、従来、IBMの「ファックスディレクター」(ソフト
ウェア)と「FAX Server」(ハードウェア)を使い、System i上で作成した発注デー
タをダイレクトに相手先ファクシミリへ送信する方法で行っていました。
このファックスディレクターとFAX Serverは数年前に生産中止とサポート終了
になっていましたが、「ほかに適当な代替手段がないこともあり、また安定したシ
ステムだったのでそのまま使い続けていた」(酒巻氏)といいます。
ただし、取引先との連絡や発注のためのトランザクション量が増えるに伴い、
問題が顕在化してきていました。それは、FAX送信に時間がかかり過ぎる、不達
であった場合の対応処理に負荷がかかり過ぎる、という問題です。
「以前は、毎週末にまとめてFAXしていましたが、開始から終了まで7〜8時間
もかかり、夜半に終了するという状況でした。そのため、相手方のFAX機が紙切
れを起こしたり不具合があると不達となってしまい、弊社のほうも月曜に出社し
てそれを確認し再送するという対応で、非常に手間と時間のかかるシステムと
なっていました」と経営管理本部システム部I/Tの野崎修代 課長は説明します。
つまり、使い続けてはいたものの、その問題点を強く認識し、代替手段を継続し
て求めていたわけです。
こうした中、2006年7月にコクヨがSystem iのアウトプットを直接FAX送信するA
SPサービスを発表。イイダではただちにこれを検討して採用を決定、2007年4月
にサービスインしました。従来のFAX送信に対する同社の危機意識の高さを示
す、スピーディな導入です。
System i向け@Tovasは、アイエステクノポートのUT/400-iPDCと組み合わせて
利用します。System iのスプールファイルを基にUT/400-iPDCでPDF化したデー
タを、@Tovasがコクヨのデータセンター側で受け取り、FAX送信する仕組みです。
@Tovasの特徴は、ユーザー側にFAX送信のための機器類を導入する必要が
なく、System iのアウトプットデータを直接FAX送信できる点にあります。送信結
果のログ管理や送達の確認はSystem i上でユーザーが行うことができ、送信状
況の監視や運用は@Tovasのデータセンター側が24時間365日担当します。イイ
ダでは@Tovasの導入により、懸案の課題が一挙に解決することになったと評価
します。
解決した課題の1つは、送信時間の短縮です。従来7〜8時間かかっていた送
信が数十分で済むようになりました。これは、従来が2回線であったのに対し、@
Tovas側のほうは100本以上の回線で対応することによります。「以前は金曜に
送信すると、取引先の大半が週明けから対応に着手していましたが、現在は数
十分の送信で済むので金曜中の対応が可能となり、調達のスピードアップに貢
献しています」と酒巻氏は評価します。
もう1つの効果は、運用負荷の激減です。「従来は不達があるかどうかを目視
で確認し取引先への確認や再送作業を行っていましたが、現在は@Tovas側か
らメールで通知され、不達の原因も正確に特定されるので安心して運用できるよ
うになりました」と経営管理本部システム部 I/ Tリーダーの鈴木美奈氏は言いま
す。同社は今、今回のFAX送信に加えて、UT/400-iPDCと@Tovasの連携による
ファイル送信サービスの導入も計画中です。
「紙のFAXよりもファイル送信の方がよい場合も少なくないので、弊社から取引
先への送信メニューの1つに加えます。また、これにより、送信コストの大幅な低
減も図る計画です」と酒巻氏は語ります。
通常、発注書の電子化というと、下請法で「書面による通知」(Fax含む)が義務
付けられている点が気になりますが、@Tovasのファイル送信は下請法定義の
「電磁的記録による文書の交付」の条件を満たしているので、「コンプライアンス
上も問題なく導入できる」と酒巻氏は説明します。
同社では、2005年のHATSとUT/400によるシステム改築でユーザーの利用環
境と帳票運用管理の高度化を実現しました。Webアプリケーションの面では今後、
日本IBMの「CS/Bridge」を使ってHATSで構築したシステムを全面改築する予定
といいます。
「 今後は自由度の高いCS/Bridgeを使い、国内外合わせた使いやすい独自の
B2Bシステムを構築する」(野崎氏)狙いです。
一方、UT/400により帳票の利用環境は大きく改善されました。ユーザー向け
帳票の設計・開発を担当する大山口 智氏は、「従来のドット形式の帳票と異なり、
カラフルできめ細かくデザインできるため、ユーザーや取引先にも非常に使い勝
手のよい帳票を作成できるようになりました。またこれよりプリンタ統一や指定伝
票の廃止など含め運用コストも減りました」と語ります。
UT/400-iPDCと@Tovasの連携によるファイル送信への対応やCS/Bridgeによ
る全面改築など、同社のイノベーション・システムはまだまだ継続中です。
■COMPANY PROFILE >>> 株式会社イイダ
・創業:1956年
・本社:東京都大田区
・資本金:9600万円
・売上高:200億円
・従業員:500名(グループ合計1500名)
・事業内容:複合機メカユニット・オプションユニット、複合機/プリン
タ用サブカード、パソコンフレキシブルケーブル、無線アンテナ、
印刷装置などの開発・製造国内に5工場、海外に2工場を持ち、
全世界で事業展開する。
・ http://www.iidagroup.net/
[一歩先行く iメールマガジン No.13 2007.9.25]
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◎注目-1 365日・24時間稼働する基幹システムを監視する「MESSAGE/400」
リスクマネジメントとしての運用管理ツールの決定版!
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障害発生時のエラーメッセージを常に監視して通知する「MESSAGE/400」
いつ起こるかわからない、ハードウェア障害やアプリケーション障害。迅速なリ
カバリが必須ですが、常にエラーメッセージを監視しているというわけにもいきま
せん。しっかり監視しているつもりでも、発見が遅れてしまうことも…。
「MESSAGE/400」は、メッセージ監視を自動化する運用管理ツール。ハード
ウェア障害メッセージやユーザーアプリケーションのエラーメッセージを監視し、
Windows PC監視端末および携帯電話へのメールなどで通知します。リカバリ作
業を登録すれば、トラブルに対するリカバリ作業も実行。オペレーターの監視業
務を自動化し、問題の早期対応を実現してくれます。
◆こんなご要望はありませんか?
・オペレーターが定期監視をしているが、発見遅れや確認漏れがある
・夜間は無人運用なので、夜間に障害が発生したら通報してほしい
・障害発生時のリカバリー対応処理を自動化したい
・複数台のサーバー監視を一元管理したい
◆「MESSAGE/400」の主な機能
・システムメッセージ監視機能
・メッセージフィルタリング機能
・クライアント表示機能
・外部通知機能(メール/ポケベル/FAX/音声通知/パトライトなど)
・自動アクション機能
・稼働監視機能
・IPL監視機能
・外部インターフェース機能
・パッケージ連携機能
・集中監視機能(オプション)
◆ソリューションの特長と導入効果
・オペレータの監視業務を自動化し、コスト削減できます
・早期に問題を発見し、迅速な障害対応ができます
・障害メッセージをリアルタイムに担当者に通知します
・障害発生時のリカバリー処置内容を登録すれば、対応作業を自動化できま
す
・複数台のサーバも1台のPCで集中監視できます
◇ヴィンキュラム ジャパン 「MESSAGE/400」の紹介ページ
http://www.vinculum-japan.co.jp/package/package04_02.html
[一歩先行く iメールマガジン No.13 2007.9.25]
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◎注目-2 住友建機製造、無線ハンディターミナルを使って誤出荷を削減
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住友建機製造株式会社では、ウェルキャットのハンディターミナル用5250エミュ
レータ「Handy5250」を利用して、System iと直結する無線ハンディターミナル・シ
ステムを構築しています。同システムの導入目的は、補修部品の誤出荷の削減。
「◎注目-2」では、導入を担当した住友建機製造の藤原史人氏(カスタマーサ
ポート部 部品グループ 中央センター長)と、システム開発を担当したCSSクレ
セント株式会社の金子武士氏に話をうかがいました。
◎住友建機製造 藤原史人氏へのインタビュー
── 無線バーコードを導入するきっかけは何ですか。
藤原 当センターでは、「シックスシグマ」を導入して業務パフォーマンスの改善
に努めていますが、その改善目標の1つに補修部品の誤出荷問題がありました。
「配送先を間違えた」とか「異なる製品を届けた」というミスが、少なくない頻度で
起きていたのです。こうしたミスはお客様に迷惑をかけるだけでなく、信用の失
墜にもつながります。また、再発送のコストも余分にかかります。そこで、この問
題を解決するためにバーコードシステムの刷新を検討したわけです。
弊社ではそれまで、出庫作業の後にメモリ式のハンディターミナルを使って伝
票と製品のバーコードを読み取っていました。しかし、新たに採用するやり方で
は、無線ハンディターミナルを使い、その場で伝票と製品を照合する方式を考え
ました。そのほうが照合の精度が飛躍的に高まるからです。また、入荷した製品
が本来の棚に置かれず、入庫ミスが出庫ミスにつながるということも起きていた
ので、入庫時にも無線ハンディターミナルを使い、棚に貼ったバーコードと製品
のバーコードを照合する方法を考えました。
とはいえ、無線ハンディターミナルは「管理が煩雑」というイメージもありました。
そのため、導入する無線ハンディターミナルは運用保守に大きな負担がかから
ないものと思い探していましたが、System iに直結できる「Handy5250」を紹介さ
れて導入に踏み切ったわけです。
── 導入にあたって苦労した点は何ですか。
藤原 棚番を表すバーコードラベルを棚に貼る作業が大変でした。また、バー
コードを読むという手間が増えたため、当初は作業者から不満の声が上がりま
したが、半年もすると機器の扱いに慣れたようで、現在では特に問題は起きてい
ません。
── 導入効果について、どう見ていますか。
藤原 導入前と比べて、誤出荷を5分の1に削減することができました。とても大
きな効果を実感しています。
── 無線ハンディターミナルに対して、何か要望がありますか。
藤原 高齢者の作業者が多いので、画面サイズを大きくし、文字をより見やすく
してほしいですね。
◎CSSクレセント 金子武士氏へのインタビュー
── システム開発の経緯を教えてください。
金子 住友建機様の「シックスシグマ」プロジェクトの一環で、倉庫の作業効率の
改善や誤出荷の防止、作業の標準化などに取り組むことになり、その解決策と
して無線ハンディターミナルを提案しました。住友建機様では既にメモリタイプの
ハンディターミナルを使用していましたが、リアルタイム処理ではなかったため、
他の作業者の工程等を管理できないといった問題点がありました。
システム構築にあたっては、費用と期間の問題から専用システムの追加はで
きないとの大前提があり、既存の基幹系システム(System i)を有効活用できる
「Handy5250」を提案しました。当社はSystem iを使用した開発経験があり、COB
OLやRPGの実績もあることから、開発期間は予定通りで、技術的な不安もなく
開発できました。
── システム開発において苦労した点は何ですか。
金子 作業者にハンディターミナルのボタンを極力押させない仕組みとし、シンプ
ルさと使いやすさを追求しました。検討段階では、細部まで作り込むことを検討し
ていたのですが、その後の現場作業者とのやり取りの中で、シンプルであること
こそ現場作業者にとって重要であると分かり、シンプルで使いやすいシステムを
実現しました。
そのほか苦労した点としては、棚番が何万もあり、そのラベル印字に2週間も
かかり、その棚番ラベルを貼る作業に多くの時間がかかったことが、導入前に
読み切れていなかった点と言えます。
── 現在の感想は?
金子 System iと直結する無線ハンディターミナルを使ったシステム開発は、今
回が初めてでしたが、思っていたよりも簡単に開発することができました。今後
はソリューション提案の材料として活用していきたいと思っています。
[一歩先行く iメールマガジン No.13 2007.9.25]
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◎注目-3 TN5250対応プリンタ接続キットに、サポート機種を追加
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卓上ドットプリンタとSystem iをダイレクトに双方向通信させるプリンタ接続キッ
ト、 pConnect。
http://as.memorex.co.jp/product/pconnect.html
今回v1.8にバージョンアップし、対応プリンタにIBM 5577-CO2、5577-DO2、55
79-NO2が新たに追加されました。既にpConnectをお持ちのお客様も、弊社web
「pConnectサポートサイト」から最新のファームウェアをダウンロードしていただ
けます。
http://as.memorex.co.jp/support/sp_user.html
※ pConnectのシリアル番号とMACアドレスが必要です
弊社が長年開発してきましたラインプリンタ接続技術、つまりIBMシステムにお
けるネットワーク接続とマルチプロトコル対応技術を凝縮した、ドットプリンタネッ
トワーク接続キットです。
このpConnectがあればエミュレータ、プリンタセッションの管理も不要。老朽化
したラインプリンタ、ドットプリンタの置き換え時には是非ご検討ください。TCOの
削減には大いに役立つこと請け合いです!
兼松エレクトロニクス(株)メモレックス営業部門 ドキュメントシステム営業部
http://as.memorex.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.13 2007.9.25]
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「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。
「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2007年6月現在)
・株式会社アイエステクノポート
・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
・株式会社ウェルキャット
・兼松エレクトロニクス株式会社
・株式会社クライム
・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
・株式会社ミガロ
●編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部
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