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2008年10月16日 No.62


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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年10月16日 No.62

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┏ 今週の事例 >>>  株式会社モトックス
  リアルタイム在庫管理システムをDelphi/400で構築

┏ インタビュー >>>  冨田 育弘 ヴィンキュラム ジャパン株式会社 運用プロダクト部課長 [前編]
iSUCでは「次世代の統合運用ソリューション」を展示・紹介

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┏ 今週の事例 >>> 株式会社モトックス

 リアルタイム在庫管理システムをDelphi/400で構築
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 大阪に本社を置く酒類専門商社、株式会社モトックスは、フランス・イタリアと
いう伝統的なワイナリーはもちろん、チリ・南アフリカなどのニューワールドを含
む世界十数カ国から、「テイスト」「スタイル」「バリュー」にこだわったワインを
輸入・販売する会社です。また、日本各地の日本酒・焼酎・泡盛なども扱ってい
ます。

 同社では以前より、システムを変更する必要性を抱えてきました。理由の1つ
は、約10年前に開設した東京オフィスと大阪本社との間で情報を共有する必要
が生じていたこと、もう1つの理由は、全国各地を回っている営業マンから「出張
先で もリアルタイムな情報がほしい」という要望が上がっており、これに対応する
必要があっためです。

 従来、同社のシステムは、System i(IBM i)でない他社のオフコンと、エミュレー
ター搭載の1〜2台のPCを全員で共有するという構成をとっていました。そのた
め、出張中の営業マンがワインなどの在庫数を知りたい時は、本社に電話をし、
PCの近くにいるスタッフに在庫システムを立ち上げてもらい数量を確認してもら
う方法しかありませんでした。しかし、電話で確認をしている最中にも出荷が行
われることがあり、また事前に商品を仮押さえすることもあるので、厳密な在庫
管理が行えていない状況だったわけです。

 そこで同社では、ハードウェアをSystem i(IBM i)へ切り替え、さらに、誰でも
簡単に使えるビジュアル画面を備えた、リアルタイムの在庫管理が行えるシステ
ムの導入を決め、その開発ツールにDelphi/400を採用することにしました。

 Delphi/400で構築した新システムの概要は、次のような内容です。 まず、取引
先である小売店舗からの発注は、EDIの仕組みを使って、IBM i(基幹システム)
上の出荷・売上管理システムへデータを取り込み、次にそのデータに基づいて出
荷指示を行えば、配送会社に自動的に依頼メールが送信される仕組みとしまし
た。それまで、こうした受発注処理はExcelで管理されてきましたが、それでは小
売店舗や店舗担当者への割り当て本数をスピーディに把握できない問題があり
ました。それが、Delphi/400による新システムによって瞬時に把握できるようにな
りました。

 Delphi/400によるシステム改築を行ったことにより、必要な情報を必要な時に
把握できるようになりました。これにより、売上機会の損失の減少や、効率的な
営業が実現できています。現在は、基幹システムのデータを活用したWebサイト
(http://www.mottox-wine.jp)の公開なども行っています。メーカーへの実績報
告が迅速に行えるようになるなど、機能向上による効果が現れてきていると、同
社では評価しています。

■COMPANYPROFILE >>> 株式会社モトックス
・設立:大正4年
・本社:大阪府東大阪市
・資本金:3000万円
・売上高:82億円(2007年実績)
・従業員:114名
 http://www.mottox.co.jp/index.html

◇ミガロ
 http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.62 2008.10.16]

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冨田 育弘 ヴィンキュラム ジャパン株式会社 運用プロダクト部課長 [前編]
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iSUCでは「次世代の統合運用ソリューション」を展示・紹介
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 iSUCが10月22日〜24日、福岡国際会議場で開催される。今週と次週のインタ
ビューでは、出展の準備を進めるヴィンキュラム ジャパンの冨田 育弘氏に、出
展の内容と狙いについてうかがった。

―― System iユーザーのためのイベント「iSUC」の開催が迫ってきましたが(10
月22〜24日)、今回はどのような展示内容になりますか?

冨田 前回までは、統合運用ソリューションの全体をご紹介する内容でしたが、
今回は「次世代の統合運用ソリューション」というタイトルで、従来の運用管理製
品の今後を中心にお見せしたいと考えています。統合運用ソリューションは、こ
の先、こんなふうに変わっていきます、という内容ですね。

―― 今年それを打ち出すのは、どういう理由からですか?

冨田 これまで、System iにはレガシーのイメージがあったかと思います。そのS
ystem i上で稼働する弊社の統合運用ソリューションも同様で、レガシーなイメー
ジがありました。しかし、System iがPower Systemsに名称を変え、System iの
良さを残しつつ新しい段階に入っているように、弊社の製品もそれに呼応して、
新しい方向へ踏み出しています。それを今回ご紹介しようというわけです。

―― AUTO/400やMESSAGE/400といった製品は変わっていくのですか?

冨田 まず、「xx/400」としてきた統合管理ソリューションの名称を、「Hybridシ
リーズ」というブランド名称へ変更します。AUTO/400は「Hybrid AUTO」、MESSA
GE/400は「Hybrid MESSAGE」という名称になります。個々の製品も、従来の機
能を継承しつつ大きく変わっていきますが、今回iSUCでご紹介するのは、その開
発意向表明になります。

―― Hybrid・・・というと、昨年発表された統合セキュリティ製品の「Hybrid SEC
URITY」がありますが、Hybrid SECURITYは、Hybridシリーズの先駆けというわけ
ですか?

冨田 そうです。Hybridシリーズの準備は、すでに数年前から始めていまして、そ
の第1弾としてHybrid SECURITYとして出し、今回のiSUCでは第2弾となる「Hybri
d ANALYZER」を詳しくご紹介します。

―― Hybrid ANALYZERについては次回に詳しくうかがうとして、Hybridシリーズ
の特徴は何になりますか?

冨田 従来の統合運用ソリューションはSystem iを対象としていましたが、Hybrid
シリーズはPower Systemsになります。ですから、System iも対象ですが、これに
System p、つまりAIXの環境が含まれてきます。そして、System xも含まれてき
ます。それらを対象に、統合的な運用管理ソリューションを提供するシリーズへ
変わっていきます。[以下、次号]

[一歩先行く iメールマガジン No.62 2008.10.16]

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