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一歩先行く i メールマガジン >>> 2008年10月20日 No.63
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┏ 今週の事例 >>> 株式会社CFSコーポレーション
288店舗への帳票配布に、UT/400を活用
┏ インタビュー >>> 冨田 育弘 ヴィンキュラム ジャパン株式会社 運用プロダクト部課長 [後編]
iSUC出展の目玉は、「統合ビューア」と「Hybrid ANALYZER」
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┏ 今週の事例 >>> 株式会社CFSコーポレーション
288店舗への帳票配布に、UT/400を活用
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神奈川、静岡、東京、千葉、山梨の各都県に、263のドラッグストア(店名は
「ハックドラッグ」「ハックエクスプレス」)と20のスーパーマーケット(店名は
「キミサワ」)、5つのコンビネーションストア(店名は「ザ・コンボ」)など計288
店舗を展開するCFSコーポレーションは、2004年に「ITプロジェクト」を立ち上げ、
営業系システムの全面的な再構築に着手しました。
同社は、1993年にハックイシダとキミサワの2社が対等合併して「ハックキミサ
ワ」となり、さらに1998年にハックキミサワとウイステリアが対等合併し現在の「C
FSコーポレーション」(社名変更は2003年)になっています。この間、対等合併の
都度、ACOSやオフコンなどの他システムをSystem i(AS/400)に統合してきた
が、既存システムへの追加・拡張で統合を行ってきたため、抜本的な改築が必
要になっていました。
「担当者としての気持ちをいえば、すべてのシステムを再構築したいところでし
た。しかし、人的リソースも限られているので、まずは急を要する営業系システム
の改築に取り組みました」と IT推進部長の杉田雅彦氏は説明します。
対象となったのは、商品マスタ、販促管理、売場管理、受発注などの店舗を支
援する営業系の各システム。これらを急ぎ改築する必要があったのは、スー
パーマーケット系のシステムが本部主導の集中管理型、ドラッグストア系システ
ムが店舗に軸を置く分散型という違いがあり、それらがシステム的に整理されな
いまま混在して運用され、かつ老朽化が目立っていたからです。
再構築にあたり、基本方針として、本部集中型とし、できるだけ店舗にシステム
を置かずにWeb対応するためのインフラの見直しから行いました。ネットワーク
は、各店舗をつなぐ足回りから幹線まで見直し、回線容量を大幅に増強。Syste
m iは、270店舗に分散するウインドウズサーバーの機能を System i1台で対応で
きるよう大幅に増強した上で、自社設置からハウジングに切り替えて、NTTコミュ
ニケーションズのデータセンターへ移設しました。
また、全店舗のレジをすべて入れ替えてPCレジ化するとともに、商品のバー
コードを読み取るハンディターミナルを無線LAN対応機種に入れ替え、問い合
わせを店舗サーバーからWAN経由で、System iに変更して、店舗システムを
サーバーからPCに変更するものです。
このように今回のシステム再構築はかなり大がかりに行われましたが、本稿で
紹介するのはその一環として取り組まれた、Web対応での店舗への帳票配布シ
ステムの改築です。
帳票配布システムは当初、緊急で確認が必要な帳票類についてはFAXで、そ
れ以外は商品と一緒にトラック配送する運用形態をとっていました。しかし、FAX
は小さくない通信コストがかかり、トラック便では日数がかかるため、新たに本部
側にPCサーバーを導入し、System iからPCサーバーへFTPで、データ送信して、
店舗側PCから照会・印刷するクライアントサーバー型の帳票管理システムを6
年前に導入し、改善を図りましたが、FAXは緊急用として残していました。
そして、この形態で約6年間運用してきましたが、途中、店舗数の増加によりP
Cサーバーを2台に増設しましたが、本部担当者にとっては、照会したい店舗が、
2つのPCサーバーに分散されたため、1つを閉じて、もう1つにアクセスしなけれ
ばならないなど、手間のかかるシステムになっていました。また、System iからP
Cサーバーへデータを転送する際に、同じデータをピーク時に送信するとデータ
が欠落するというトラブルも起き始めていました。
そこへ、さらなる店舗数の増加により3台目のPCサーバーが必要になったこと
から、全体的な改築に取り組むことになったものです。
同社がその解決策として採用したのは、System i上で稼働するアイエステクノ
ポートの帳票運用管理ツール「UT/400」です。構築したシステムは、次のように
なりました。
まず、店舗宛ての帳票データがスプールファイルとして生成されると、「UT/400
-SPL」によって店舗別に自動仕分けされ、さらに「UT/400-SDP」または「UT/400
-iPDC」によってPDFファイルに変換されて店舗側に自動配信されます。その際、
緊急かつ確認を求める帳票については店舗側プリンタに強制的に出力し、それ
以外は店舗側のPC画面に着信を表示して、照会・印刷をしてもらう仕組みとしま
した。店舗側プリンタに自動出力する「自動強制印刷機能」は、UT/400のカスタ
マイズで対応しました。
これにより、帳票配布に関わるすべての処理をSystem i上で行えるようになっ
たため、2台あったPCサーバーとFAX機を撤廃し、PCサーバーの専任者も不要
になりました。また、「店番と店名を入力すると、その店舗専用のフォルダーが自
動的に作られ、仕分け・配信が自動的に行われる作り込みを行った」(常駐でサ
ポートを担当する有限会社i-COM 代表取締役の山本克栄氏)ため、新たに店
舗が追加されても、スムーズに運用できる体制が整備されました。
杉田氏は、「従来のシステムは、ユーザーがアクションを起こして帳票出力する
形態だったので、緊急の送付にはFAXを使わざるを得ませんでした。今回のシ
ステムにより、店舗から見た場合、強制印刷は、FAXが送信されたのと同じであ
り、そのFAX分のコストは削減できています。それに加えて運用をSystem i上に
一元化でき、新規店舗の追加にも簡単に対応できる仕組みにしたので、帳票配
布の基盤を整備できたと考えています」と評価しています。
今後は、FAXでの帳票送付がすべて切り替わっていないため、「早期に対応す
る」(杉田氏)予定としています。
■COMPANYPROFILE >>> 株式会社CFSコーポレーション
・設立:1923年
・本社:神奈川県横浜市
・資本金:64億100万円
・売上高:1442億800万円
・従業員:4151名
http://www.cfs-corp.jp/
◇アイエステクノポート
http://www.istechnoport.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.63 2008.10.20]
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冨田 育弘 ヴィンキュラム ジャパン株式会社 運用プロダクト部課長 [後編]
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iSUC出展の目玉は、「統合ビューア」と「Hybrid ANALYZER」
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―― 明後日(10月22日)から始まるiSUCへの出展では、何が目玉になります
か?
冨田 「統合ビューア」と「Hybrid ANALYZER」の2つです。統合ビューアは、以前
から提供しているものですが、「次世代の統合運用ソリューション」の中では以前
にも増して、その重要性を高めていきます。今回は、統合ビューアを中核に、今
後バージョンアップされる各製品がどのような役割を担っていくのかをご覧いた
だきます。
―― Hybrid ANALYZERについては、一歩会メールでも以前に触れたことがあ
りますが(No.52)、検索・参照・分析用に特化したツールということでしたね。
冨田 そうです。今年7月に発表しましたが、予定どおり、いよいよリリースされま
す。
―― 検索・参照用ツールとしては、これまでJOURNAL/400専用のビューア「Int
egrated Viewer」がありましたが、これとの違いはどのようなものですか?
冨田 「Integrated Viewer」は、JOURNAL/400のミラーリング機能などとセットに
なっていますが、Hybrid ANALYZERのほうはミラーリング機能などはなく、検索・
参照・分析用に特化したツールになります。また今後、単体でも利用できるBI
ツールとして機能拡張されていく予定です。
―― 特徴は何ですか?
冨田 機能が第一ですが、それ以外に挙げるとすると、お求めやすい価格という
ことでしょうか。「JOURNAL/400」に比べてユーザーが購入し易い安価な価格設
定になっています。
―― 稼働環境は何になりますか?
冨田 WindowsXP以降の各Windows OSに対応します。
―― iSUCの展示会場で、「次世代の統合運用ソリューション」を詳しく拝見した
いと思います。ありがとうございました。
[一歩先行く iメールマガジン No.63 2008.10.20]
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