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一歩先行く i メールマガジン >>> 2008年11月10日 No.66
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┏ 今週の事例 >>> 日立バルブ株式会社
ICタグを使い、建築設備用バルブの製造管理を実践
┏ インタビュー >>> 桑川 正志 株式会社ウェルキャット 特販担当 部長 [後編]
最近の市場動向。UHF対応、RFID、ウェアラブル
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┏ 今週の事例 >>> 日立バルブ株式会社
ICタグを使い、建築設備用バルブの製造管理を実践
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日立バルブ株式会社では、建築設備用バルブの製造管理にRFタグ ハンディ
リーダライタ「RHT-100-02」とICカード/ICタグ リーダライタ「EFG-300」を利用し
ています。同製品の導入に携わった管理センターの千葉公裕 氏に、導入の経
費をうかがいました。
── RFIDシステムを導入するきっかけは何でしたか?
千葉 当社では以前、製造管理の組立決定作業を行う過程で多数の書類が存
在しました。その中で、ペーパーレス化できる書類は、「補足書」「仕様書」「検査
書」の3つでしたが、補足書1つを取ってみても、「塗装が違います」「銘板が違い
ます」など、さまざまな細かい業務に分かれていて、それぞれに書類があります。
同様に、仕様書についても現場に関係ない書類も含まれているなど多岐にわ
たって存在していました。これらの書類を何とかペーパーレス化したいとの思い
から新システムを検討し、ICタグの採用に至りました。
── ICタグを使って書類をモニター画面で確認できるシステムを構築したわけ
ですね。
千葉 そうです。ICタグを利用することにより、無駄な紙やバーコードラベルを発
行する手間が減り、さらにリアルタイムで作業工程の把握が可能になります。
── 具体的に説明いただくと、どのようになりますか。
千葉 例えば、作業工程では、ICタグの情報をキーにして、モニター上に「仕様
書」のデータを表示できますし、誰が何の作業を行っているか、リアルタイムで把
握できるようになりました。また以前、部材の入出庫管理にバーコードを利用し
ていましたが、入出庫の度にラベルを発行し、それを何枚も貼り重ねたり、現場
いの油汚れで不鮮明になるなどの経験がありましたが、1枚のICタグで1部材の
入出庫を管理することが可能になりました。
── ICタグなら、再利用もできますね。
千葉 その点も、採用の大きな理由です。機器にに関しては、ウェルキャットさん
のデモを拝見して決定しました。
── 導入にあたって苦労した点は何ですか。
千葉 当初は、コイン式のICタグを検討しました。しかし、現場で扱うことや、コス
ト面から見てシートタイプのほうが安価であったので、シートタイプを採用しました。
ICタグは、色の違うフィルムで加工することで、一目で用途が識別できるような工
夫をしています。
── 導入後のメリットと省力・省人化の効果はいかがですか。
千葉 部材の入出庫管理にラベルを発行する手間がなくなり、ラベルプリンタも
不要になりました。また、作業工程の進捗をリアルタイムに把握できるため、トラ
ブル時に書類では追跡しきれなかった状況に迅速に対応できるようになりました。
ICタグは多くの情報が書き込め、1枚のタグを読ませるだけで作業の進捗管理
が行えます。また、データの書き換えも可能なので無駄がありません。
── 何か要望はありますか。
千葉 現在は、最後の梱包検査を終了した段階で、ICタグを回収して再利用して
います。今後は、部品の検査や組み立て県債の情報を製品に付けて出荷するこ
とになるだろうと思います。ICタグの単価がさらに下がることを望みます。
■COMPANYPROFILE >>> 日立バルブ株式会社
・設立:1987年
・本社:三重県三重郡
・資本金:2億5000万円
・従業員数:220名
http://www.hitachi-valve.co.jp/
◇ウェルキャット
http://www.welcat.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.66 2008.11.10]
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桑川 正志 株式会社ウェルキャット 特販担当 部長 [後編]
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最近の市場動向。UHF対応、RFID、ウェアラブル
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── 最近の市場をどう見ていますか?
桑川 無線製品を使ったデジタルピッキング分野で動きが活発です。特にUHF帯
ですが、技術改良が進んで精度が向上したのと、もう1つは従来と比べて利用し
やすくなったことが要因として挙げられると思います。
── 従来は、利用するのに申請・登録が必要だったわけですね。
桑川 そうです。応用例としては、UHF帯対応のRFIDタグを付けた荷貨物がゲー
トを通ると、一度にチェックを行えるゲート管理などがあります。
── RFID分野でそのほかに目立った動きはありますか?
桑川 文書管理への適用でしょうか。重要文書をすぐに取り出す必要がある業
務などで、文書にRFIDタグを付して管理する動きが進んでいます。
── 市場としては、すでにRFIDへの移行が進んでいるのですか?
桑川 大勢は依然としてバーコードです。バーコードは今後も主流であり続けると
思いますが、その一方、ICタグの有用性が認知されて普及していくと見ています。
2010年頃にRFID導入の動きが、一段と活発になるのではないかと思います。
── ウェルキャットが一歩先を行っている「ウェアラブル」の分野はいかがです
か?
桑川 これも、ハンドフリー(両手が使える)を必要とする分野で着実に導入が進
んでいます。製品にICタグを埋め込んで、両手を使って製品を運搬する時に、
ウェアラブルのリーダライタで管理を行うというやり方です。また、音声認識装置
「Vocollect」(ヴォコレクトジャパン)とウェアラブルのリーダライタとの組み合
わせによるソリューションにも多くのお客様から高い関心をいただいています。ご
利用の用途に合ったバラエティに富んだターミナルが、今後ますます普及してい
くと見ています。
◇ウェルキャット
http://www.welcat.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.66 2008.11.10]
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