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2008年11月17日 No.67

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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年11月17日 No.67

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┏ 今週の事例 >>> ASL Modena(イタリア国営ヘルプサービス会社)
  DBMotoを使用し、AS/400とSQL Server間のリアルタイム・レプリケーションを実現

┏ 今週の解説 >>>IBM iからSQL Serverへのデータ移行アプローチ[前編]
  DBMotoの特徴と利点

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┏ 今週の事例 >>> ASL Modena(イタリア国営ヘルプサービス会社)

  DBMotoを使用し、AS/400とSQL Server間のリアルタイム・レプリケーションを実現
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 イタリアの国営ヘルプサービス会社「ASL Modena」は、病院間で患者データを
伝送するサービスを提供していますが、これまで、そのデータ転送を改善する必
要に迫られていました。

 同社のシステムは、1台のAS/400と9つのSQL Serverで構成されています。そ
して、データ転送の改善には、AS/400とSQL Server間のデータ転送の改善が不
可欠ということになり、AS/400とSQL Server間をデータ・レプリケーション/ミ
ラーリング経由でリンクさせるプロジェクトがスタートしました。

 最終的には、HiT Softwareのデータベース連携ソリューション「DBmoto」が採用
されますが、その導入前に、さまざまな方法を試行しました。

 最初は、FTPです。これは、パフォーマンスには問題はありませんでしたが、リ
アルタイムにデータ配信を行えないなどの問題がありました。

 次に、あるレプリケーション・ツールを採用してみましたが、データ転送量を柔
軟にコントロールできない、データがレプリケーションできなかった場合、エラーを
返信できない、データ連携の部分を手動でプログラミングする必要があるなど、
いくつか問題がありました。

 そこでASL Modenaでは、これらに代わるツールを検討しましたが、最終的にD
BMotoが、リモート・サイトと中央病院間のデータ・フローの管理に適していると発
見しました。同社の担当者は、「Microsoft VB-Scriptと組み込みの転送機能に
よる強力なカスタマイズにより、パフォーマンスを劣化させることなくデータ・レプ
リケーションを改善できました」と言います。そして、アプリケーションにDBMotoを
統合することにより、効果的に患者データを転送することができるようになったと
評価しています。

 今回のASL ModenaでのプロジェクトにおけるDBMotoの優位点は、次のように
まとめることができます。

・リアルタイム・ミラーリング(OS/400 ジャーナル・ベース)
・完全なリフレッシュ・リプリケーション
・IBM i(IBM i) SQL Server、Oracleデータベース・プラットフォームのそれぞれでプログラミングが不要
・Microsoft VB-Scriptとイベント・ドリブン環境でフル・カスタマイズが可能
・カスタム・機能定義による組み込まれた転送機能
・SQL ServerとOracleにおけるターゲット・テーブルの自動作成
・リモート・マシンでのEnterprise Managerツールの稼働可能性
・拡張性のあるログ・ファイル・レポート
・ソースとターゲット・データベースに対するオブジェクト・オリエンテッドなダータ・アクセス
・Windows上からのレプリケーション・プロセス全体へのコンフィグレーションと管理
・ユーザー・フレンドリーなグラフィック・ツールとプラットフォーム

◇クライム
http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.67 2008.11.17]

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┏ 今週の解説 >>>IBM iからSQL Serverへのデータ移行アプローチ[前編]

  DBMotoの特徴と利点
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 今週と次週の2回は、IBM i上のDB2と別システム上のSQL Serverを連携させ
る際に強力なソリューションとなる「DBMoto」について解説します。DBmotoは、D
B2とSQL Server以外にも、さまざまなタイプのデータベースを連携させることが
できる“データベース・レプリケーション”ツールですが、IBM i環境においてSQL S
erverの導入が進む昨今、DBmotoによるDB2とSQL Serverの連携に注目が集
まっています。

◎はじめに

 1990年代、Windowsは、IBM i システム上のDB2に格納されているデータにアク
セスするためのクライアント、またはクライアント/サーバー環境として受け入れら
れるようになりました。そして、Microsoft ODBCやOLE DB、最近では.NETデー
タ・プロバイダなどのデータ・アクセスに関するデファクト・スタンダードを利用す
るために、数多くのアプリケーション(カスタムおよびパッケージの両方)が開発さ
れてきました。

 さらに近年では、IBM i上のDB2を企業データベースとして使用する企業の多く
は、それとは別に、中間またはサテライトのデータベースとしてMicrosoft SQL Se
rver(以下、SQL Server)を利用するようになりました。すなわち、業務の根幹の
データはDB2に残しておきますが、ビジネス・アプリケーションの必要に応じて、S
QL Serverにデータを移して利用するというわけです。

 このアプローチの利点は、まず、データのセキュリティです。データは、SQL Se
rverインターフェースによって保護されます。また、SQL Serverをインストールす
るための購入および保守に伴う総所有コストが低いということも利点として挙げ
られます。さらに、SQL Server は、強力なGUIを備えているため、インストールと
管理が容易です。

 本稿では、IBM iからSQL Serverへデータを移行するためのアプローチの1つ
である、HiT Softwareのレプリケーション・ツール「DBMoto」を使用する手法につ
いて解説します。

 DBMotoの利点は、以下のとおりです。

・プログラミングが不要
・レプリケーションの設定および実行プロセスに柔軟性があり、異なるDBMSに使用可能
・レプリケーションの設定で、ソースおよびターゲットの両方のデータベースを変更可能
・直観的なグラフィカル・ユーザー・インターフェースにより、レプリケーションの設定が容易
・DBMotoが完全に非侵入型であるため、IBM iの安全は確保される

◎DBMotoについて

◇IBM iからSQL Serverへデータを複製するのに最適

 信頼性のあるデータの複製が困難なために、e-ビジネスの実現やCRM、およ
びビジネス・インテリジェンス・アプリケーションやクライアント・サーバー技術の
採用に支障をきたす場合があります。例えば、IBM i環境内にある企業データを、
SQL Serverなどのよりアクセスしやすいデータベースに複製しなければならない
場合などがあります。

◇データ・レプリケーション・ソリューション

 多くの企業は、レプリケーション・プロセスを社内で開発していますが、ネット
ワークやサーバーのパフォーマンスに意図しない影響を与えたり、利用可能な
データが前日のデータだけに限られたりする場合があります。また、すべての
データが必要でない場合でも、データベース全体が複製されたり、複製された
データが期限切れであったりする場合もあります。

◇DBMotoソリューション

 HiT SoftwareのDBMotoは、初めてIBM i専用に作成されたレプリケーション・
ツールです。DBMotoは、リアルタイムのインクリメンタル・データ・レプリケーショ
ンをサポートして、企業データとエンタープライズ・アプリケーション間の効果的な
チャネルを作成することによって、複製データの更新スケジュールの制限を解消
します。

 DBMotoを使用することにより、IBM i上のデータに対する変更は、SQL Server
に即座に反映されます。DBMotoは、非常に柔軟性が高いため、使用中の環境
に合わせてカスタマイズすることができます。また、直観的なウィザードベースの
インターフェースにより、レプリケーションのルールやスケジュールを瞬時に設定
することができます。[以下、次号]

◇DBmotoのページ
http://dbmoto.climb.co.jp/
◇クライム
http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.67 2008.11.17]

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