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一歩先行く i メールマガジン >>> 2008年12月1日 No.69
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┏ 今週の事例 >>> 株式会社グリーンズ
FAX送信サービスへの切り替えで
発注業務のスピードアップと管理工数の削減を実現
┏ インタビュー >>>青木規雄 株式会社ミガロ RAD事業部マーケティンググループ [前編]
Delphi/400が拓く新しい世界を知っていただきたい
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┏ 今週の事例 >>> 株式会社グリーンズ
FAX送信サービスへの切り替えで
発注業務のスピードアップと管理工数の削減を実現
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創業から50周年を迎えた株式会社グリーンズでは、早い時期から日常の領域
で利用するエコノミー(ビジネス)ホテルに着目して、ミッドクラスやバジェット
クラスを独自の経営戦略のもとに全国展開しています。独自の戦略として、顧
客のニーズを先取りする複数ブランド展開があります。
1つは「シティホテル」「ホテルグリーンパーク」「グリーンホテル」「ホテルエ
コノ」など、東海・北陸エリアで地域に密着した展開をしていくグリーンズホテルズ
事業。もう1つは、全国展開型として世界第2位のホテルチェーンであるチョイス
ホテルズインターナショナル社とマスターフランチャイズ契約を締結し、その主要
ブランドの中で主に「コンフォート」「クオリティ」のブランドを全国展開するチョ
イスホテルズ事業です。また、ホテル事業と並行して、レストラン、バンケット(宴
会)、ケータリングなどの事業も拡大させてきました。
この間、同社の事業を支えてきたのは、一貫してIBMのミッドレンジ機です。シ
ステム/36からAS/400へ、そしてSystem i5へと移行し、今年3月にモデル720(O
S/400 V4R3)から520(i5/OS V5R4)へ切り替えています。全社のシステム構成
としては、システム導入当初は各ホテルにサーバーを配置する分散型でしたが、
1990年代初めにAS/400へ移行した時から1台の大型サーバーによる集中型へ
変更しています。そして、今年3月のサーバー切り替え時には、発注システムの
改築と売掛システムの部分的な改修を行っています。
同社はそれまで、各ホテル・レストランから仕入先への発注に日本IBMのFAX
サーバー「FAX Director」を利用してきました。各ホテル・レストランの担当者がS
ystem iの画面から仕入先宛てに発注処理を行うと、PCサーバー上のFAXサー
バーへデータが送られ、公衆回線を経由して仕入先のFAX機に打ち出される仕
組みでした。
ところが、このシステムにはいくつかの問題がありました。1つは、FAX送信用
の回線が4本でしたので、午前中の早い時間帯に69店のホテルが一斉に発注作
業を行うとFAXサーバーの処理が追いつかなくなってしまい、大幅な遅延が起き
ていたことです。「仕入先にFAXが届くのが夕方になるということもありました」と
電算部統括課長の赤塚太志氏は振り返ります。
もう1つの問題は、FAX Directorがすでに販売中止となりサポート切れとなって
いたために、「万一、FAXサーバーがトラブルを起こしてしまうと、対応できる人
がどこにもいない。全店の業務に重大な支障が生じる」(電算部係長の金川浩
士氏)という“爆弾を抱えた”状況にあったことです。
そこでFAXサーバーに代わる仕組みを探しましたが、その時の考え方は、「コ
ストがかからず、簡単に手直しができる」(金川氏)というものでした。
検討の結果、採用したのは、アイエステクノポートのUT/400-iPDC(System i上
に配置)を経由して直接FAXを相手先に飛ばすコクヨS&TのインターネットFAX
サービス「@Tovas」です。製品ではなくサービスを選択した理由について金川氏
は、「従来と同じように、System iとは別にFAX送信用サーバーを立てるとイチか
ら構築しなければならず、時間的にそのような余裕はありませんでした。また、A
SPサービスであれば運用について工数をかけずに済むと考えました」と説明しま
す。
@Tovasを利用する新システムでも、発注業務の工程に大きな変更はありませ
ん。System i上の発注画面から仕入先へ発注処理を行うと、仕入先のFAX機か
ら注文書を兼ねた「納品書」と「納品書控え」がプリントアウトされます。そして仕
入先業者から納品され検品が済むとSystem iに入力処理され、それを月末に一
括処理して支払う仕組みです。
しかし、大きな導入効果がありました。かつて送信終了まで7〜8時間もかかる
ことがあったのが、「30分以内に完了」するようになりました。「以前は、早めに発
注してくださいと都度都度、注意を促していましたが、そうした心配がなくなりまし
た」と金川氏は言います。
また、相手先にFAXが届かなかった場合の不達通知が、@Tovasではメールで
担当者に返ってきます。それまでは、不達を確認するにはFAX Directorのところ
へ行ってコンソールを確認する必要があったので、「管理面の負荷が軽減され
た」といいます。
同社では今後、@Tovasを使った仕入先PCへのファイル送信も検討する予定で
す。また、現在はSystem iから@Tovasへのデータの受け渡しを仲介しているUT/
400-iPDCを使い、発注データのPDF保存を進める計画でいます。「現在はス
プールに残しているので、いつでもPDF化ができますが、管理体系を整備して取
り組みたいと考えています」と赤塚氏は抱負を語ります。
■COMPANYPROFILE >>> 株式会社グリーンズ
・創業:1957年
・設立:1964年
・本社:三重県四日市市
・資本金:1億円
・売上高:180億円
・従業員数:2058名
http://www.greens.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.69 2008.12.1]
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青木規雄 株式会社ミガロ RAD事業部マーケティンググループ [前編]
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Delphi/400が拓く新しい世界を知っていただきたい
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今週と来週の2回は、ミガロでマーケティングを担当する青木規雄氏に話をうか
がいます。青木氏は、かつて在籍した銀行のシステム部門においてAS/400上で
稼働するシステムを構築した経歴があり、現在、その経験を生かして、ミガロ製
品のマーケティング・プロモーションやセミナー講師など幅広く活躍されています。
── 最初に、経歴をお話ください。
青木 大学を卒業後、都銀に入行しまして、ほどなく情報システム部門の配属と
なりました。そして、そこに約18年間在籍して、海外系や外為系システムの保守・
改善、再構築プロジェクトなどを担当しましたが、海外系システムのメインサー
バーがAS/400でした。その後、外資系のICカード会社へ転職しましたが、もう一
度、AS/400の仕事がしたくなり、ミガロに入社しました。
── 青木さんが銀行に在籍されていた頃は、もう2次オン(第2次オンライン化)
も終わって、業容の変化に合わせて個別システムを作っていく時代ですね。
青木 はい。銀行再編の走りのような時期で、私が在籍した銀行も海外系システ
ムでは、合併前の一方の銀行がシステム/36、他方がシステム/38を利用してき
ていて、それを統合するということをやりました。また、シンガポールに2年ほど赴
任し、現地システムの面倒をみたりもしました。それもAS/400でしたね。
── 開発と運用・保守のぜんぶを担当されていた?
青木 主に担当したのは、システムの設計とテストです。いわば、システム開発
の“頭と尻尾”の部分ですね。
── ミガロに入社されて、今度はユーザーからベンダーの立場に変わったわ
けですが、Delphi/400についてはどのような第一印象でしたか?
青木 銀行時代は「SYNON」(サイノン)というCASEツールを使っていました。こ
れは、データ中心設計(DOA)のツールで、マスターを構築する時などにとても有
効なツールですが、システム開発に先立って正規化されたデータを定義していく
ので、まどろっこしい部分が少なくありません。これに対して、Delphi/400に初め
て触れて驚いたのは、その柔軟性の高さです。つまり、開発者が意図することを
難なく実現できてしまうのですね。だから、開発の作業が楽しくなります。Delphi/4
00は、モチベーションが上がるツールなんだと思いました。
── そのほかに感じたことはありますか?
青木 奥が深い、ということでしょうか。Delphi/400は開発ツールですから、一定
程度、学習する必要があるのですが、知れば知るほど、使えるようになればなる
ほど、いろいろな顔を見せてくれるツールだという気がしています。これは弊社の
エンジニアたちも同じような感想を言いますね。
── Delphi/400については、どういう点を特に知っていただきたいと思っていま
すか?
青木 5250のグリーン画面をGUI化すれば見栄えがよくなるわけですが、Delphi/
400によるGUI化の本当のメリットは、業務の生産性が格段に上がるということで
す。従来IBM i から取りこぼしていた入力業務が、Delphi/400によりIBM i で一元
管理可能になる点は見落とされがちかと思います。5250画面と比較して、1画面
あたりの情報量は多くなりますし、基幹データをExcelに展開するなどが容易にな
り、操作性も上がります。「GUI化はこんなものだろう」という先入観を捨てていた
だいて、Delphi/400が拓く新しい世界を見て知っていただきたいですね。
── 「Delphi/400無料体験セミナー」の講師もやっておられるのですね。
青木 東京と大阪で交互に、毎月開催していまして、12月は大阪で開催されます
(12月9日開催)。1回3時間の少人数制コースで、セミナーの後半では参加者に
実際にプログラムを作ってもらっています。Delphi/400の面白さ、楽しさを感じて
いただき、その威力を知っていただくのを主眼にしています。[以下、次号]
◇ミガロ
http://www.migaro.co.jp/
[一歩先行く iメールマガジン No.69 2008.12.1]
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「一歩先行くIBM i活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、System i、IB
M iユーザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体で
す。
「一歩先行くIBM i活用協議会」メンバー(2008年8月現在)
・株式会社アイエステクノポート
・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
・株式会社ウェルキャット
・株式会社クライム
・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
・株式会社ミガロ
◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部
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