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2008年8月25日 No.55


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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年8月25日 No.55

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┏ AS/400 20年史ノート (16) IBM System JournalのAS/400特集号

┏ 今週の事例 >>> 東洋佐々木ガラス株式会社
  Delphi/400を導入し、Web受注サイトを構築。出荷リードタイムを大幅削減

┏ インタビュー >>>川上 真 株式会社クライム ソフトウェア営業部長 [後編]
  コンスタントに出荷が続く「SQL Middleware for DB2 Access」

┏ 「一歩先行くIBM i 活用セミナー」 9月9日(火)、東京・渋谷で開催

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┏ AS/400 20年史ノート (16) IBM System JournalのAS/400特集号
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 IBMには「IBM System Journal」という技術情報誌と「Journal of Research and
Development」という研究・開発誌の2つの技術雑誌がありますが、その50周年を
祝う記念号「Celebrating 50 years of the IBM Journals」が、つい先頃発行され、
Webサイト「Technical Journals」のトップページ(http://researchweb.watson.ibm.
com/journal/)に掲載されています。「Journal of Research and Development」の
創刊は1957年、「IBM System Journal」は1962年の創刊で、現在もそれぞれ発
行されています。
 
 「Celebrating 50 years of the IBM Journals」号の内容は、50年間に掲載され
た技術記事の中で節目となった記事をジャンル別にピックアップし、50年間のIB
M製品および技術の歩みを概観しようというものです。

 この中で、「Computing System Architectures」のジャンルで、1989年掲載の
「System overview of the Application System/400」(AS/400の概要)が採録さ
れています。筆者は、David SchleicherとRoger Taylorの2人。SchleicherはAS/4
00の開発プロジェクト(シルバーレイク・プロジェクト)がスタートした当初のプロ
グラミング/ソフトウェアの責任者で、Taylorはその後任です。つまり、AS/400の
開発担当者自らが執筆したのが上記の論文となります。

 この論文が掲載された1989年秋発行のIBM System Journal(Volume28、Issue
3)は、8本の論文のうち6本がAS/400関連で、AS/400特集号と呼べる内容でし
た。ちなみに各論文の題名を挙げると、次のようになります。

・「System overview of the Application System/400」(筆者:D. Schleicher、R. Taylor)
・「Design, test, and validation of the Application System/400 through early user involvement」(筆者:B. Pine II)
・「A new development rhythm for AS/400 software」(筆者:R. Sulack、R.Lindner、D. N. Dietz)
・「Application System/400 performance characteristics」(筆者:B.Clark、M.Corrigan)
・「The Application System/400 help facility-sign philosophy and considerations」(筆者:D.Charland)
・「Design rationale of the AS/400 user interface」(筆者:J.Botterill)

 各論文の末尾には筆者紹介が掲載されていて、それらを見ると、筆者らがAS/
400の開発に携わってきた現役のエンジニアであることが分かります。つまり、19
89年秋発行のIBM System Journal(Volume28、Issue3)は、AS/400発表から約1
年後にまとめられた、AS/400発表当初の姿を最も的確に伝える技術論文集と
いうことになります。

 では、AS/400発表当初、IBMが力点を置いていた特徴は何なのか。それを次
回に見てみようと思います。[以下、次号]

[一歩先行く iメールマガジン No.55 2008.8.25]

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┏ 今週の事例 >>> 東洋佐々木ガラス株式会社

  Delphi/400を導入し、Web受注サイトを構築。出荷リードタイムを大幅削減
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 東洋佐々木ガラス株式会社は、明治時代から続く老舗のガラスメーカー2
社が統合してできたハウスウェアのトップメーカーで、業務用強化グラス
から熟練したガラス職人による器まで幅広く製造販売している会社です。

 同社では統合した2002年に、旧佐々木硝子が使用してきたiSeriesの継続利
用を決定し、その上で販売・生産・会計などの基幹システムを全面再構築
しています。そしてこれに続き、受発注関連のシステムとして、電子帳票
(本稼働2006年4月)、返信用FAXサーバー(本稼働2006年12月)、受信用FAXサ
ーバー(本稼働2007年8月) などの導入を行ってきました。

 同社では、お得意先様から1日に約700枚の注文伝票がFAXで送られてきます。
それを受信用FAXサーバーで読み取って画像データとしてデータベースに保存
し、その画像を見ながら伝票入力を行い、返信用FAXサーバーから納期回答
を行うという流れで受注処理を行ってきました。

 しかしながら、注文伝票が定型でなくお得意先様ごとに注文伝票の書式が異な
るため、伝票入力に必要以上に時間がかかり、出荷指図までにかなりの時間を
要するという問題を抱えていました。また、注文前に電話で在庫確認をしてくる
お得意先様も少なくなく、その応対や回答にも時間や手間がかかるという問題
がありました。

 東洋佐々木ガラスではこれらの問題を解決するため、Delphi/400を導入し、
Web受注サイトを構築することとしました。具体的な目的は、「注文受付時の
在庫照会など、お得意先様へのサービス向上」と「出荷指図の工数削減」です。

 Web受注サイトにより、お得意先様は自身で製品の在庫照会を行うことが可能
になります。また、現在の在庫確認を行いながら即座に注文できるというリア
ルタイム処理も可能になりました。

 さらに、このWeb受注サイトでは、Delphi/400を利用することによってIBM i
上のデータをWeb上へリアルタイムに提供し、同時に画像などのIBM i以外の
データも一緒に表示することができています。お得意先様にとって使いやすく利
便性の高い画面が簡単に作成できるようになっています。また社内では、お得
意先様が入力したデータを直接IBM iに取り込むことができるので、入力から
出荷指図までの作業工数が大きく削減できています。

 同社は、来春までに目標である40社の利用を目指し、普及に力を入れています。
利用候補企業40社からの注文を、Web受注サイトから注文があったと仮定して
試算をしてみたところ、FAXで送られてくる1枚当たりの処理時間は約30秒短縮
でき、全体では受注センターのオペレーター2名分に相当するコスト削減を期待
できると予測しています。

 「今後は、受注データをCSVデータなどでお得意先様にフィードバックし、それを
お客様社内の業務システムで活用していただくことも可能となります。多様な業
務改善効果が期待できると見ています」と同社 経営管理部情報管理課 課長の
飯田 豊氏は語っています。

■COMPANYPROFILE >>> 東洋佐々木ガラス株式会社
・設立:2002年
・本社:東京都中央区
・資本金:1億円
・売上高:116億円(2007年3月期)
・従業員:510名
 http://www.toyo.sasaki.co.jp/

◇ミガロ
 http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.55 2008.8.25]

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川上 真 株式会社クライム ソフトウェア営業部長 [後編]
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コンスタントに出荷が続く「SQL Middleware for DB2 Access」
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 前回(8月4日配信号)は、着実に販売数を伸ばすデータベース間のレプリケー
ション・ツール「DBmoto」について話をうかがった。今回は「SQL Middleware for
DB2 Access」などその他の製品についてうかがいます。

―― 前回は、DBMotoを中心にうかがいましたが、その他の製品はいかがです
か?

川上 「SQL Middleware for DB2 Access」がコンスタントに出ていますね。

―― これは、System i上のDB2データに高速アクセスするための製品ですね。

川上 そうです。セキュアで高速である点が特徴です。ドライバの種類によって、
「HIT OLEDB」「HIT ODBC」「HIT JDBC」「Ritmo (.NET)」の4つのタイプがあります。
このうちOLEDBとODBCの出荷が伸びていますね。

―― どういう需要でしょうか?

川上 2通りあって、1つは、AccessやExcelからSystem i上のDB2へアクセスし
データを利用する場合、もう1つは、Accessなどをベースにしたアプリケーションと
System i上のDB2とを連携させるミドルウェアとして利用されています。

―― DBMotoと同様に、これもSystem i上のDB2データを他のプラットフォーム
から利用するということで、System i環境のオープン化の動きと見ることができま
すね。

川上 その半面、JDBCドライバの需要が少ないのが、System iユーザーの1つ
の状況を映しているとも感じています。

―― System iを導入されましたが、これは検証用でしょうか?

川上 そうですね。現在は製品の稼働検証が中心です。今後、WebSphereを載
せて、J2EEに対応しているチャート/レポート・ツールのEspressChart/EspressRe
portの検証を行う予定です。

―― 今後のご予定をお聞かせください。

川上 9月に開催予定の一歩会セミナーと10月の関西UOSフェアに参加します。
積極的にイベント・セミナーに参加して、DBMotoやSQL Middleware for DB2 Acc
ess、Alloraなどの製品を広く知っていただこうと思っています。また、エンジニア
の増強も予定しています。当面、Java技術者を中心に強化していきます。

―― ありがとうございました。

>>> クライム
 http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.55 2008.8.25]

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┏ 「一歩先行くIBM i 活用セミナー」 9月9日(火)、東京・渋谷で開催
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 当メールマガジンを発行している「一歩先行く i5活用協議会」では、9月9日(火)、
東京・渋谷の日本IBM 新渋谷事業所で、「一歩先行くIBM i 活用セミナー」を開催
します。

 今回は、「基調講演」に日本IBM システム製品事業 理事 パワー事業部長の
武藤和博様、「特別講演」に日経BP社 経営とITサイト編集長の谷島宣之様が登場
します。

 IBM iの現在と今後を、Power Systems事業の責任者である武藤事業部長が語り、
IBM iの過去30年の歩みと今後を、ジャーナリストである谷島編集長が展望する
またとないセミナーとなります。ふるってご参加をお願いいたします。

 主なプログラムと開催概要は、次のとおりです。

◎プログラム

・「基調講演 IBM Power Systems と IBM i の魅力〜AS/からIBM i、そしてその
先へ」
 武藤和博 日本IBM システム製品事業 理事 パワー事業部長

・「特別講演 “ あの名機 ” の明日を占う」
 谷島宣之 日経BP社 経営とITサイト編集長 

・「UT/400ファミリーのご紹介」
  岩野秀幸 アイエステクノポート ソリューション営業部マネージャー

・「Hybrid SECURITY & Hybrid ANALYZERのご紹介」
 冨田育弘 ヴィンキュラム ジャパン 運用プロダクト部グループリーダー

・「『DBMoto』『Allora』のご紹介」
 川上 真 クライム マーケティング部長

・「RPGで!らくらく簡単!Webアプリ構築ツール『JACi400』のご紹介」
 岩井利枝 ミガロ RAD事業部 営業推進 主任

・「IHI建機様導入事例による音声物流システムVocollect Voiceのご紹介」
  桑川正志 ウェルキャット 特販担当 部長

・「『*noMAX』のご紹介」
 高野泰樹 マキシマム・アベイラビリティー日本支社 営業部長

◎開催概要

・日時:9月9日(火) 13:00〜17:00
・会場:日本IBM 新渋谷事業所
・参加費:無料
・お申し込み:http://www.migaro.co.jp/cgi-bin/csvmail/csvmail_Ippo.html

[一歩先行く iメールマガジン No.55 2008.8.25]

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◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
 皆さまのご意見、ご批判、ご感想をお待ちしています。

◎ご意見・ご感想をお寄せください。mailto:info@all-as400.net
◎「一歩先行く iメールマガジン」の配信登録は次のサイトからお願いします。
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◎記事内容に関するお問い合わせ mailto:info@all-as400.net
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◎企画/発行:一歩先行くi5活用協議会

「一歩先行くi5活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、i5、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くi5活用協議会」メンバー(2008年8月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
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◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
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