« 2008年9月16日 No.58 | メイン | 2008年9月29日 No.60 »

2008年9月22日 No.59


‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・

    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2008年9月22日 No.59

‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・……‥‥・・

┃C┃O┃N┃T┃E┃N┃T┃S┃

┏ Seminar-1 >>> マキシマム・アベイラビリティー
 リモートジャーナルを利用した「*noMAX」のリプリケーション機構

┏ Seminar-2 >>> クライム
 HiT Software製品紹介

┏ Seminar-3 >>> ウェルキャット
 IHI建機様 導入事例による 音声主導型物流システム
 Vocollect Voiceの紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □■ 【MKS Integrity/Implementer】ALMツールの決定版 ■□     
       
 ☆ 開発変更管理を完璧に実行している事を監査で明快に証明したい
 ☆ 進捗管理や要件管理の明確化により開発効率を劇的に向上させたい  
 ☆ 開発環境へのチェックアウトや本番リリース作業を効率化したい
 
 そんなお客様に 「MKS Integrity/Implemeter」をお勧めします! 
 ・ ALM(アプリケーション ライフサイクル マネージメント)のコンセプト
   に基づき、問題・ユーザー要件・各種設計書・プログラムソース・ 配布等、
   開発関連の全ての資産とイベントを相互に関連付け、一元管理します 
 ・ MKS Implementerにより、System i もオープン系サーバーと同じ仕組み
   で管理し、上記の各課題をSystem i も含め、全て解決します。
──────────────────────────────────
 ◎ System i とオープン系のソースを一緒に管理できるのはMKS だけです
──────────────────────────────────


─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
┏ Seminar-1 >>> マキシマム・アベイラビリティー

 リモートジャーナルを利用した「*noMAX」のリプリケーション機構

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・

 マキシマム・アベイラビリティー日本支社の高野泰樹営業部長からは、災害対
策/障害対策の整備が求められる時代にあって、System i専用のリプリケー
ションツールである「*noMAX」の概要と特徴が詳細に解説されました。

 System i市場に老舗のHA(ハイ・アベイラビリティ)製品がいくつも提供されてい
ますが、比較的後発であった*noMAXは後発ならではの強みを活かし、i5/OS(I
BM i)が備える最新テクノロジーをリプリケーションの仕組みとして反映していま
す。その最大の特徴が、リモートジャーナルを最大限に活かしていることでしょう。

 リモートジャーナルはi5/OSが搭載する標準機能であり、本番機で発生したDB
の変更情報をバックアップ機に転送する技術です。本番機のジャーナルから、
バックアップ機のリモートジャーナルへ直接データを転送するので、リモート
ジャーナルを使用しないHAツールに比べると、マシンインターフェースを経由した
送受信回数が少なく、処理スピードが向上するというメリットがあります。またリ
モートジャーナルを使用しない場合は一般に、本番機DBで発生した変更が、リア
ルタイムにバックアップ機側へ送られず、その変更が反映されない「遅延」という
現象が発生しがちですが、これを解消できるメリットもあります。

 高野氏は、今までの方法と比べたリモートジャーナルのアドバンテージとして、
以下を指摘します。

・本番機上のCPU負荷が少ない
・通信回線への書き込みが速い
・DBイメージがバックアップ機へリアルタイムに送信される
・i5/OS搭載マシン間での送信手段として最適である
・マイクロコード間、メモリ間の転送を実行するので通信効率が高い
・i5/OSの基本機能である(別製品/別機構ではない)

 それゆえ、リモートジャーナルを利用する*noMAXでは、確実で漏れがなく、高
速で、遅延の発生しない送受信処理が実現できるわけです。

 また*noMAXでは、大量のトランザクションを効率的に実現する独自技術として
「アプライ・グループ」を実現しています。これは並列処理方式の1つであるラウン
ド・ロビン手法を採用して、ジャーナルレシーバーが受信する大量トランザクショ
ンを並列処理するための仕組み。アプライ・グループ数は1〜5000まで設定可能
で、トランザクション処理の伸びに従って、柔軟にキャパシティを増大させること
ができます。

 さらに前述したように、データ転送の手法としてもリモートジャーナルを使用す
る(製品独自の通信プログラムなどは使用しない)ことに加え、リプリケーション
処理はすべて本番機ではなくバックアップ機上で実行し、本番機側では監査
ジャーナルを使用しないなどの工夫によって、本番機にまったく負荷をかけない
リプリケーション機構を実現していることも、*noMAXの特徴であるとしています。

マキシマム・アベイラビリティー
http://www.maxava.com/jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.59 2008.9.22]

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
┏ Seminar-2 >>> クライム

 HiT Software製品紹介

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・

 クライムは、「HiT Software製品紹介」と題して、同社が販売する米ヒット・ソフ
トウェア社の製品を紹介しました。米ヒット・ソフトウェアは、1994年設立の米サン
ノゼに本社を置くデータベース・アクセス製品を開発・販売する会社で、世界40カ
国に3000社のユーザーを持つ、異種RDBMSのデータ転送製品のリーティング・
カンパニーです。日本国内においても、すでに数十社のユーザーがあります。

 今回のセッションでは、DB2/400およびDB2 UDBへのリード・ライトを可能にす
るアクセス製品「SQL Middleware」、XMLと異種RDBの双方向変換ツール「Allor
a」、異種データベース間のリアルタイム連携ツール「DBMoto」の紹介とデモが行
われました。

 ヒット・ソフトウェアは、IBMからDB2ワイヤプロトコルのライセンスを取得してい
る企業で、DB2/400およびDB2 UDBへアクセスするための「OLE DB」「ODBC」「J
DBC」「.NETドライバ」を提供できる唯一の企業です。

 SQL Middlewareは、ODBC、OLE DB、.NET/ADO.NET、JDBCの4種類のドラ
イバ対応版があり、それぞれWindowsへインストールして利用します。

 特徴は、ホストへのインストールが不要であるためホストに負荷を与えない点と、
複数のDB2バージョンをサポートしている点、SSL v3を備えているためインター
ネット上で安全なトラフィックを確保している点です。また、ネットワークプロトコ
ルは、TCP/IPとSNA/APPCに対応しています。

 Alloraは、どのようなRDBとXMLデータの間でも双方向のデータ変換(エクス
ポート/インポート)が可能なツールで、「Allora Mapper」と呼ぶGUIツールを使っ
て簡単にXMLスキーマ/DTDをDBへマッピングすることができます。

 また、「Allora Workflow Manager」という、設定、スケジュール、タスク実行用
のGUIツールがあり、これによりワークフローの定義が簡単に行えます。

 信頼性、スケーラビリティ、高速処理が特徴ですが、これに加えて、ユーザーア
プリケーションへ組み込み可能な点も特色と言えます。

 DBMotoは、異種のデータベースを連携させるためのツールで、約20種のデー
タベースに対応しています。

 特徴は次のとおりです。

(1)リアルタイムなデータ・レプリケーションと転送が可能
(2)Windows上で稼働
(3)ソースDBとターゲットDBがプラットフォームに依存しない
(4)ステップ・バイ・ステップのウィザードを使用してレプリケーション設定が可

(5)インストール、設定、利用が簡単
(6)複雑なレプリケーションをスクリプトとフィルタリングでコントロール

 レプリケーションには次の3つのモードがあります。

◎リフレッシュ(スナップショット)・モード:
 すべてのレコードをスキャンして、レプリケーションを実施。

◎ミラーリング・モード:ソースのログ/ジャーナル・トリガー・テーブルでレコー
ドされたトランザクションをベースに、変更があった時にのみミラーリングを実施。

◎シンクロナイゼーション・モード:双方向のミラーリング。それぞれのDBがソー
スとターゲットになる。

 この後、「DBMoto Enterprise Manager」と呼ぶGUI管理ツールの紹介があり、、
ウィザードベースで簡単に設定・定義が行えることが説明されました。
 
>>> クライム
http://www.climb.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.59 2008.9.22]

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
┏ Seminar-3 >>> ウェルキャット

 IHI建機様 導入事例による 音声主導型物流システム
 Vocollect Voiceの紹介
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・

 ウェルキャットは、同社の物流トータルパッケージ「リアル物流」と、米ヴォコレ
クト(Vocollect)社の「Vocollect Voice」との連携ソリューションを、実際の利用
例の紹介を交えながら解説しました。

 ウェルキャットがVocollect Voiceとの連携を図ったのは、「ウェアラブル(ハン
ズフリー)の発想」からです。同社では、ウェアラブルの二次元/RFIDリーダライ
タを従来より提供してきましたが、Vocollect Voiceをシステムに取り込むことによ
り、スキャナへの読み取りトリガーを音声化することなどが可能になります。

 Vocollect Voiceを使用することの効果は、抜群の生産性の向上です。

 RFスキャナを使う場合は、

 データをロード→棚番号を見る→棚へ移動→棚番号をスキャン→数量を見る
→スキャナを納める→商品を取る→スキャナを取る→数量を確認する→数量を
入力する、

 となるところが、Vocollect Voiceでは、

 作業の選択→棚番号を聞く→棚へ移動→確認番号を言う→数量を聞く→商品
を取る→数量を確認する→数量を言う

 となり、作業者の作業工数が格段に減り、時間が短縮し、正確さが増します。

 Vocollect Voiceを利用したシステムを導入したIHI建機の紹介ビデオでは、各
作業者が口ぐちに作業効率の向上に感嘆していました。

 Vocollect Voiceを使ったシステムの特徴と利点は、次のとおりです。

(1)両手、両目が自由になる(ハンズフリー、アイズフリーの実現)
  → これにより、迅速な作業で精度も維持向上でき、荷扱い作業が迅速かつ
スムーズに行える。安全を確保できる。
(2)特許取得のマイク「ノイズキャンセリング テクノロジー」で、雑音を取り除
いた音声に応答
  → これにより、フリーザー音、モーター音などの騒音化でも確実に応答でき
スムーズに作業できる。
(3)ディスプレイがなくボタンの操作
  → 操作訓練時間が短くて済む。老若男女にかかわらず作業できる。
(4)電池の稼働が、常温12時間、マイナス30度下で8時間。
(5)出荷時の落下テスト。1.5mから45回をクリア
(6)作業者の簡単な音声登録で個人の音声アルゴリズムを解析
(7)26カ国の言語に対応

>>> ウェルキャット
http://www.welcat.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.59 2008.9.22]

─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
◎「一歩先行く iメールマガジン」をお読みいただき、ありがとうございます。
 皆さまのご意見、ご批判、ご感想をお待ちしています。

◎ご意見・ご感想をお寄せください。mailto:info@all-as400.net
◎「一歩先行く iメールマガジン」の配信登録は次のサイトからお願いします。
 http://all-as400.net/
◎登録解除はこちらまで mailto:info@all-as400.net
◎記事内容に関するお問い合わせ mailto:info@all-as400.net
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
◎企画/発行:一歩先行くIBM i活用協議会

「一歩先行くIBM i活用協議会」は、すべてのIBM AS/400、iSeries、System iユー
ザーが必要とする情報をタイムリーに提供する目的で設立された団体です。

「一歩先行くIBM i活用協議会」メンバー(2008年9月現在)

 ・株式会社アイエステクノポート
 ・ヴィンキュラム ジャパン株式会社
 ・株式会社ウェルキャット
 ・株式会社クライム
 ・マキシマム・アベイラビリティー日本支社
 ・株式会社ミガロ

◎編集協力:アイマガジン株式会社 i Magazine編集部 
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
◎「一歩先行く iメールマガジン」に掲載された記事は、
いかなる形式であれ許可なく転載することは禁じられています。
─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・─・
Copyright(C)一歩先行くIBM i活用協議会 2008