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2009年2月9日 No.74


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    一歩先行く  i メールマガジン    >>>   2009年2月9日 No.74

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┏ 今週の事例 >>> 日本梱包運輸倉庫株式会社
  JACi400による自社開発でWebアプリケーションの開発工数を削減

┏ インタビュー >>> 藤川尚志 ヴィンキュラムジャパン株式会社 運用プロダクト部 部長 [前編]
  xx/400シリーズを、Hybridシリーズへ名称変更。運用管理の変化に対応

┏ インタビュー >>> 岩野秀幸 株式会社アイエステクノポート ソリューション営業部 マネージャー [後編]
  注目が集まるUT/400-iPDCとの連携による各種ソリューション

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┏ 今週の事例 >>> 日本梱包運輸倉庫株式会社

 JACi400による自社開発でWebアプリケーションの開発工数を削減
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 日本梱包運輸倉庫株式会社は、自動車、住宅関連メーカー、プラント関連を中
心に調達・工場物流や国際物流などを一貫してサポートする複合物流業者です。
国内事業拠点数80箇所、国内関連会社25社、海外関連会社12社をもち、国
内外問わずグローバルに事業を展開しています。

 同社では、各取引先向けに在庫照会やオーダー入力のWEBアプリケーション
を複数提供しています。WEBアプリケーションは、5250画面からコンバージョンで
WEB画面を生成するツールにより構築していましたが、プログラムのメンテナン
ス効率が悪く、開発にも時間がかかる、という問題点がありました。またWEB
サーバーも老朽化しており、これ以上このサーバーで運用を継続することが難し
い状況となっていました。

 同社は、既存のWEBアプリケーションを更新するための新しいツールを検討し
た結果、㈰開発から導入まで短期間で行えること、㈪自社で開発が行えること、
㈫HTMLに詳しくなくても開発が可能、との理由により、新規開発ツールとしてJA
Ci400を採用しました。

 開発作業においては、以下のポイントや工夫により開発効率を高めました。

(1)開発の分業体制
 各自の得意分野に基づきHTML担当とRPG担当に別れて開発を実施しました。
JACi400 Designer の機能により、HTMLとRPGの受渡し項目はRPGに自動的に
記述されるため、RPG開発を効率化できました。また、JACi400 Designer の定
義がHTMLの入出力制御に反映されるため、HTML開発も効率化できました。

(2)RPGの開発
 HTMLを基に自動的に生成されるスケルトンプログラムは、処理単位でサブ
ルーチン化されるので、記述パターンの理解に最初少し手間取りましたが、WEB
サーバーとの通信部分は自動的に生成されるため業務ロジックの記述に専念で
き、1本開発した後はスムーズにプログラミングできました。

(3)開発環境の整備
 本番用と開発用のWEBサーバーを分離したことにより、本番業務に影響を与
えず開発モジュールの入れ替えができるようになりました。

 また、システムを構築する上で、数々の工夫を行い、新しいノウハウを得ました。

(1)外部ファイルやJavaScriptの組込み
JACi400で使用されるHTMLを工夫することで、JACi400にプラスαの機能を試
みました。例えばJavaScriptを独自に組み込むことで、画面動作のカスタマイ
ズを行い、またWebサーバ上の外部ファイルを取り込むなど、HTML自体を工
夫してJACi400の標準動作以上の機能も実現することができました。

(2)セキュリティ
 ワンタイムパスワードツールのSECUREMATRIXを採用しました。SECUREMAT
RIXのポータルサイトからJACi400のアプリケーションを呼び出すことにより、強固
なセキュリティを実現することができました。

 今回の在庫照会/オーダー入力システムでは、約50画面のWEBアプリケー
ションを構築しましたが、以前のツールでは約12人月(3人×4ヶ月)だった開発
が、JACi400では6人月(2人×3カ月)と半減することができました。本システム
は、随時本番へ展開中です。取引先よりWEBでオーダー入力したいという要望
が増加しており、同社では、今後もJACi400を活用して取引先ニーズに素早く対
応していく予定です。

■COMPANY PROFILE   >>> 日本梱包運輸倉庫株式会社
・設立:1950年
・本社:東京都中央区
・資本金:113億1,661万円(2008年3月末時点)
・従業員数:4,112名(2008年3月末時点)
・業務内容:
   完成車(自動車・バイク)や住宅機器・重量物の輸送、流通加工、定温倉庫
業、普通倉庫業、物流コンサルティング、航空貨物、海上貨物フォワーディング、
引越業務 等
・http://www.nikkon.co.jp/

◇ミガロ
  http://www.migaro.co.jp/

[一歩先行く iメールマガジン No.74 2009.2.9]


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     一歩会メンバーも賛同する IBM iパートナー71社の共同宣言! 

                 IBM iマニフェスト

◎本日の日本経済新聞 朝刊にメッセージ掲載 ◎http://www.iforum.ne.jpに詳細
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藤川尚志 ヴィンキュラムジャパン株式会社 運用プロダクト部 部長 [前編]
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 xx/400シリーズを、Hybridシリーズへ名称変更。運用管理の変化に対応
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 IBM i(System i)の統合運用ソリューションとして、デファクト・スタンダード
的地位を築いているヴィンキュラムジャパンの「xx/400」シリーズが、「Hybridシ
リーズ」へ名称を変更し、大きく変貌を遂げようとしています。開発の指揮をとる
同社運用プロダクト部の藤川尚志 部長に、Hybridシリーズの狙いと概要をうか
がいました。

── これまで「AUTO/400」や「JOURNAL/400」などの製品名で開発・販売して
きた「xx/400」シリーズを、「Hybrid xx」へ変更していくとお聞きしましたが、そ
の狙いと目的は何ですか。

藤川 1つは、統合運用ソリューションの変化への対応と、もう1つはマルチプラッ
トフォームへの対応です。

── 統合運用ソリューションでは、どういう変化が起きているのですか。

藤川 従来、統合運用ソリューションに求められていたのは、システムの安全で
効率的な運用です。具体的には、自動化できる部分は最大限自動化し、人手を
介さずに安全かつ安定した運用を継続することでした。これらは、主として情報
システムに限られたテーマだったと言えます。ところが最近、経営面からコンプラ
イアンスや事業継続、内部統制に対する要請が高まり、それらを可能にする手
法の1つとして、いわゆる「見える化」が重要なテーマになってきています。この
「見える化」というのは、企業の中を流れているデータを、誰でも、いつでも、求め
るタイミングで把握でき、分析できるようにすることです。しかし、よくよく考えて
みれば、そうしたことは、これまで統合運用管理として実施してきたことと非常に
近い世界であることが分かります。「xx/400」シリーズを「Hybrid xx」シリーズへ
変更するのは、経営の要請に応え得る世界へ「xx/400」シリーズをグレードアッ
プさせようという狙いですね。

── 情報システム部門がこれまで行ってきたログの取得や分析、セキュリティ
といった運用管理業務は、企業のコア業務になる、というわけですね。

藤川 そうです。そうなると、これからの運用管理ソリューションは、企業で使用さ
れるすべてのプラットフォームへの対応が求められます。「xx/400」シリーズは、
名が体を表しているようにAS/400時代に開発され、拡張やバージョンアップが
あってもIBM iのみに対応させてきました。今後は、IBM i以外のOS・プラット
フォームにも対応させていきます。「Hybrid」という名称には、さまざまなプラット
フォームのいいところを持ち合わせる、という意味を込めています。

── 具体的に、どのようなOSに対応させていくのですか。

藤川 当面は、Power Systems上で稼働するAIX、そしてWindowsとなりますが、
ゆくゆくはIBMメインフレームのz/OSにも対応させようと考えています。

── 既存の「xx/400」シリーズは、どのような順番でHybrid化していくのですか。

藤川 今年3月に「Hybrid ANALYZER」と「Hybrid MESSAGE」をリリースします。
その他の「JOURNAL/400」や「RESOURCE/400」などは今年秋、自動スケジュー
ラ「AUTO/400」は抜本的にアーキテクチャを変更する予定ですので、2010年に
なるかと思います。[以下、次号]

◇ヴィンキュラムジャパン
  http://www.vinculum-japan.co.jp/unity_solution/

[一歩先行く iメールマガジン No.74 2009.2.9]

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岩野秀幸 株式会社アイエステクノポート ソリューション営業部 マネージャー [後編]
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 注目が集まるUT/400-iPDCとの連携による各種ソリューション
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── 前号で、他社のツール/サービスとの連携に触れていただきましたが、こ
れも増えているようですね。

岩野 はい。例えば、コクヨS&Tの「@Tovas」との連携では、UT/400-iPDCを使っ
てIBM i(System i)上でPDFを生成し、それを直接、@Tovas側へ引き渡します。
設定に基づいて自動で渡すので、運用のための手間がかからず、しかもIBM iと
@Tovasの間に専用サーバーなどが不要というわけです。そして、@Tovas側の機
能を使って高度な配信管理やトレーサビリティなどが可能になります。今、この
仕組みに特に注目されているのは、これまでFAXサーバーを使ってIBM iの帳票
データを外部送信してきたユーザーですね。

── 日本IBMが以前販売していたFAXサーバーは、とうにサポート切れになっ
ていますしね。

岩野 ええ。最近顕著なのが、IBMのFAXサーバーを長年使ってこられたユー
ザーが導入されるケースです。サポート切れになったまま、運用でカバーして何
とかやってきたけれども、やはり外部配信のための基盤はきちんと整備しなけれ
ばならないとなって導入されています。

── そのようなケースでは、特にどういう点が評価されていますか?

岩野 外部に専用のFAXサーバーを設けなくていい、IBM iから直接データを送
出できて、しかも@TovasがSaaS型のサービスであるということですね。それと圧
倒的な送信パフォーマンスです。今までFAX送信に7〜8時間かかっていたケー
スが@Tovasでは30分程度で送信完了しています。

── 今さらFAX専用サーバーを立てて、その運用管理まで行いたくない、という
わけですね。

岩野 ええ。FAX送信に関する装置・技術的なインフラ面は、UT/400-iPDCと@T
ovas側で吸収してしまいますから、ユーザーは、何をどのようなタイミングで送る
かというFAXの内容そのものに集中できるわけです。それと、最近は、FAX配信
ではなく、メール送信を利用されるユーザーも増えています。

── インターネット経由のメール送信なら、通信コストをほぼゼロに抑えること
ができますね。

岩野 送信先のお客様の同意や受入体制が不可欠ですが、UT/400-iPDCと@T
ovasならFAXからメール送信への切り替えもすぐに可能です。

── もう1つの連携としては、JFEシステムズの電子帳票システム「FileVolante」
がありますね。

岩野 こちらも、電子帳票化するメリットを評価するお客様が増えて、着実に導
入が増加しています。

── やはりコスト削減がキーワードでしょうか?

岩野 それが最大の理由ですが、その中身を見ると、紙そのものを使わなくなる
ことによるコスト削減のほかに、紙に出力することに関わる運用管理コストに着
目しているユーザーが多いようです。紙に出力する場合、プリンタに紙をセットし、
それがジャムらない(トラブルでプリント停止にならない)ように監視し、プリント
の間中、待機し、出力されたら仕分けるなどの作業や時間が必要になりますが、
UT/400-iPDCとFileVolanteの連携なら、IBM iからのアウトプットを自動的に処理
し、保管できるわけです。この省力化効果、効率化は絶大と言えます。そうしたメ
リットが浸透してきたということですね。

── ありがとうございました。

[一歩先行く iメールマガジン No.74 2009.2.9]

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